...梢(こずえ)から垂れた榕樹(あこう)の枝に...
芥川龍之介 「俊寛」
...榕樹(がぢまる)...
池宮城積宝 「奥間巡査」
...大きな榕樹の蔭の広場に集って昼から泡盛を飲んだり...
池宮城積宝 「奥間巡査」
...警察署の前の大榕樹の枝に風の揺れて居るのが...
池宮城積宝 「奥間巡査」
...靈木榕樹(あかのき)は單獨に聳えたつのではなく...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「椰子の樹」
...沼畔の榕樹(ようじゅ)の根かたを...
海野十三 「恐竜島」
...折々榕樹を見出した...
種田山頭火 「行乞記」
...巨人の頬髯(ほおひげ)のように攀援類(はんえんるい)の纏(まと)いついた鬱蒼(うっそう)たる大榕樹(だいようじゅ)の下まで来た時...
中島敦 「環礁」
...巨人の頬髯のやうに攀援類の纏ひついた鬱蒼たる大榕樹の下迄來た時...
中島敦 「環礁」
...巨大な榕樹が二本...
中島敦 「環礁」
...大急ぎで榕樹の根本の洞穴に逃げ入つた...
中島敦 「環礁」
...巨人の頬髯のやうに攀援(はんえん)類の纏(まと)ひついた鬱蒼たる大榕樹の下迄来た時...
中島敦 「夾竹桃の家の女」
...大きな榕樹の立つてゐる警察署前の通りは...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...がじまる(榕樹)の樹の下を歩いて...
林芙美子 「屋久島紀行」
...コンモリと榕樹の繁った高い崖つづきで...
久生十蘭 「手紙」
...※帶林(ねつたいりん)のことを榕樹帶(がじゆまるたい)ともいひます...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...一名榕樹ともいわれている樹なのだ...
山之口貘 「暴風への郷愁」
...大きな榕樹(ようじゆ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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