「概して」の意味
おおむね
小説での「概して」の使い方
...被告は一般に沈着の態度を持して謹愼し居るが健康は概して佳良の方にて...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...山稜は概して右側にかぶり...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...概して儒学の教養をうけていたのであるから...
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」
...之が文明人のやることか? サモア人は概して慇懃(いんぎん)で...
中島敦 「光と風と夢」
...概してこの種の伝説が基調をなしているのである...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...七階の高層建築も見られるが)概して低く小さく...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...概して文化の程度が低く...
萩原朔太郎 「猫町」
...概してほとんど訴訟の最後まで被告との結びつきを持っている弁護側ほどには知っていないのが通常の例である...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...概して結論すると...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...今日娯楽の大衆性というものは概してかくの如(ごと)きものである...
三木清 「人生論ノート」
...概して新橋界隈は柄がよくなかつた...
宮地嘉六 「老残」
...概して多く存してをらぬのではなからうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...概して南側の方に多い...
柳宗悦 「全羅紀行」
...半農半工の形は概してよい結果を齎(もた)らします...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...しかし概して見ますと...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...表面(うはべ)の観察ではあるが巴里(パリイ)を観て来た目で評すると概して英国の女は肉附(にくづき)の堅い...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...この温泉附近は概して曹達地であるために草も樹木も発育がよくないが...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...王朝時代ばかりでなく、概して、皇室そだちのお方は、自然、超人間的なお人のよさがどこやらにあった...
吉川英治 「随筆 新平家」
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