例文・使い方一覧でみる「概」の意味


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...していへば当時の余の心状は卑劣なりしなり...   概していへば当時の余の心状は卑劣なりしなりの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...だが何分にも敵の多い春琴であったからまだこの外(ほか)にもどんな人間がどんな理由で恨(うら)みを抱(いだ)いていたかも知れず一(いちがい)に利太郎であるとは断定し難いまた必ずしも痴情(ちじょう)の沙汰(さた)ではなかったかも知れない金銭上の問題にしても...   だが何分にも敵の多い春琴であったからまだこの外にもどんな人間がどんな理由で恨みを抱いていたかも知れず一概に利太郎であるとは断定し難いまた必ずしも痴情の沙汰ではなかったかも知れない金銭上の問題にしてもの読み方
谷崎潤一郎 「春琴抄」

...何時になろうと大(たいがい)待っててくれまして...   何時になろうと大概待っててくれましての読み方
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」

...早い話がむやみに人殺しをすれば後には自分も大は間違いなく処刑されるということはずいぶん昔からよくだれにも知られているにかかわらず...   早い話がむやみに人殺しをすれば後には自分も大概は間違いなく処刑されるということはずいぶん昔からよくだれにも知られているにかかわらずの読み方
寺田寅彦 「災難雑考」

...敢て一に論ずる能(あた)わずとはいえ...   敢て一概に論ずる能わずとはいえの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...一切の論理的・念表現的・意味内容を捨象して...   一切の論理的・概念表現的・意味内容を捨象しての読み方
戸坂潤 「イデオロギー概論」

...この動機から云って是非ともこの念が採用されねばならなかったのである...   この動機から云って是非ともこの概念が採用されねばならなかったのであるの読み方
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」

...そして元来吾々は方法念から学問念への推移の動機として已にこの実践性を持ったのであった...   そして元来吾々は方法概念から学問概念への推移の動機として已にこの実践性を持ったのであったの読み方
戸坂潤 「科学方法論」

...故に命名とは課せられた念が如何なる性格を云い表わすものであるかの決定である...   故に命名とは課せられた概念が如何なる性格を云い表わすものであるかの決定であるの読み方
戸坂潤 「空間概念の分析」

...それ自身にだけプロパーな念体系を組織しているのは事実である...   それ自身にだけプロパーな概念体系を組織しているのは事実であるの読み方
戸坂潤 「現代哲学講話」

...大はぞっとしない女房ばかりなので...   大概はぞっとしない女房ばかりなのでの読み方
永井荷風 「すみだ川」

...成功したものと称せられている性格の活動は大矛盾のないと云う事と同一義に帰着する...   成功したものと称せられている性格の活動は大概矛盾のないと云う事と同一義に帰着するの読み方
夏目漱石 「創作家の態度」

...古代と近代の両方の括的体系を考察することを企図し...   古代と近代の両方の概括的体系を考察することを企図しの読み方
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」

...――『以上の観において...   ――『以上の概観においての読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...歴史・理論・政策は形念において統一され...   歴史・理論・政策は形概念において統一されの読み方
三木清 「哲学入門」

...しかししていうならば...   しかし概していうならばの読み方
柳宗悦 「民藝四十年」

...人類平等の方面から見て民主主義と名づけたのであると括して考えている私は...   人類平等の方面から見て民主主義と名づけたのであると概括して考えている私はの読み方
与謝野晶子 「激動の中を行く」

...一剣天下を治むのをもつ徐庶があり...   一剣天下を治むの概をもつ徐庶がありの読み方
吉川英治 「三国志」

「概」の読みかた

「概」の書き方・書き順

いろんなフォントで「概」

「概」の英語の意味

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