...けれどもその日はなんといっても近ごろ覚えないほどしみじみとした楽しさだった...
有島武郎 「或る女」
...多少でも愛することの楽しさを知った私は...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...子どもらは九十九里七日の楽しさを忘れかねてしばしば再遊をせがんでやまない...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...楽しさうな顔をしてゐる...
太宰治 「お伽草紙」
...雨間を貫く日光の楽しさ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...落ちて行く楽しさを...
直木三十五 「南国太平記」
...深い楽しさである...
中井正一 「図書館法の成立」
...意識せる・勇気ある・楽しさを以て...
中島敦 「光と風と夢」
...かつてなかった楽しさが...
林芙美子 「清貧の書」
...何の楽しさもない此カフェーの二階で...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...それがたった一つの楽しさだ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...この楽しさはたとえようがなかった...
久生十蘭 「金狼」
...他人の知らぬ楽しさがあるが...
久生十蘭 「雲の小径」
...ヴィラは楽しさのあまり大声で歌い出しかねなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...八畳の 部屋に入り縁に出ようと 机のわきを過る時ちらりと見る お前の姿は何と云う楽しさだろう...
宮本百合子 「五月の空」
...支那婦人と共に漫歩する楽しさに放心すればそれで良いのだ...
横光利一 「上海」
...この楽しさを告げんとてわが唇を君に寄す...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...楽しさとはかなさとを続いて思はせるものだなどとは...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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