...楽しいがあるていど刺激的な酸の味がしていて...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...楽しい夏の日だったでしょう...
ハンス・クリスティアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 楠山正雄訳 「雪の女王」
...恁(か)うして毎朝水汲に来るのが何より楽しい...
石川啄木 「天鵞絨」
...何という恐しくも楽しい遊戯だったのでしょう...
江戸川乱歩 「赤い部屋」
...いつもの楽しい晩餐会を催した...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...確かに楽しい仕事に相違はない...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...二人の恋人が、或は二人の仲間が、肩を並べ、楽しい足取りで、その街道を進んでゆく...
豊島与志雄 「風景」
...」そしてマブーフ氏は楽しい空想にふけった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そのうちにも楽しいのは夕がたの遊びであつた...
中勘助 「銀の匙」
...楽しい将来を夢みる間だったことは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とても楽しい生きた画であった...
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」
...こんなにも楽しい思いが出来る...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...ただひとつの楽しい出来事になりました」聖画の中の聖人のような素朴な顔を笑みくずしながら...
久生十蘭 「キャラコさん」
...はるかに楽しいものである...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...そういう死は愛とおなじく楽しい」「神を汚すものよ...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「精」
...はじめて楽しい夢路(ゆめじ)にはいっているのだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...夢ほど楽しいものはない...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...案外に楽しい夕餉を終つた...
若山牧水 「木枯紀行」
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