...熊野本宮大社の境内には、立派な楼門や拝殿があります...
...「英彦山神社には、日本最古の木造楼門があります...
...この楼門へ上るための...
橘外男 「仁王門」
...もはやここは楼門の...
橘外男 「仁王門」
...」男は楼門の蔭に身を隠して...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...あるいは芝大門(しばだいもん)の辺(へん)より道の両側に塔中(たっちゅう)の寺々甍(いらか)を連ぬるその端れに当って遥に朱塗(しゅぬり)の楼門を望むが如き光景である...
永井荷風 「日和下駄」
...神社について見るもまず鳥居(とりい)あり次に楼門あり...
永井荷風 「日和下駄」
...芝増上寺(しばぞうじょうじ)の楼門(ろうもん)をしてかくの如く立派に見せようがためにはその門前なる広い松原が是非とも必要になって来るであろう...
永井荷風 「日和下駄」
...楼門の石段を下りても...
中里介山 「大菩薩峠」
...薬屋……拙者はこの植田丹後守の邸におります」そのまま竜之助はサッサと楼門の方をさして通り過ぎてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...切石道を登って、楼門、元亨(げんこう)の銘(めい)ある海中出現の鐘、頼朝寄進の薬師堂塔、庵房のあとをめぐって、四角の竹の林から本堂に詣(もう)で、それを左へ羅漢道(らかんみち)にかかると、突然、上の山道から途方もない大きな声で話をするのが聞える...
中里介山 「大菩薩峠」
...幕を切て落すと花の釣枝と霞幕とに装はれたる朱塗の楼門見事にて...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...「楼門五三桐」なれど...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...両座の楼門を較(くら)べ評せんに...
三木竹二 「両座の「山門」評」
...祇園神社の楼門を押し出す行列をさえぎり...
溝口健二 「映画『新・平家物語』」
...既に遅し! ぱたぱたぱたと楼門の空から...
吉川英治 「江戸三国志」
...楼門の向う側へ馳け抜けるところだった...
吉川英治 「三国志」
...城頭楼門の東西には...
吉川英治 「三国志」
...心頭(しんとう)を滅(めっ)すれば火も涼(すず)し――と快川和尚(かいせんおしょう)は恵林寺(えりんじ)の楼門(ろうもん)でさけんだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...四宮明神(しのみやみょうじん)の楼門の下へ馳け込むなり...
吉川英治 「宮本武蔵」
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