...極端なことには五十に近い鄒七嫂まで人のあとに跟(つ)いて潜り込み...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...極端な例を挙げれば...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...――尤も近頃は極端なふざけたやうな画も出ますけれどね...
鈴木三重吉 「桑の実」
...そんな極端ないじめ方をしちゃ...
太宰治 「未帰還の友に」
...早わかりのするためには最極端な場合を考えてみればよい...
寺田寅彦 「科学と文学」
...少し極端な例だが...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...少し極端なようだが...
中谷宇吉郎 「続先生を囲る話」
...二人の関係が極端な緊張の度合に達すると...
夏目漱石 「道草」
......
仁科芳雄 「國民の人格向上と科學技術」
...従つて最も極端な実例をあげるのが理解に最も都合がよいのだ...
平林初之輔 「政治的価値と芸術的価値」
...極端な例から挙げて行くと...
柳田国男 「海上の道」
...極端なくらい臆病で...
山本周五郎 「山彦乙女」
...もしくは極端な二重人格の実例は...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...実松氏が極端な変人であると同時に...
夢野久作 「復讐」
...甚だ僕の考えは極端なんですけれども...
横光利一 「旅愁」
...極端なる労働階級の横暴を以てする社会です...
与謝野晶子 「階級闘争の彼方へ」
...極端な武権政治が相府というかたちでここに厳存し...
吉川英治 「三国志」
...「一種の空想に過ぎないこの極端な共産的制度が長く継続せらるべきものでないことは云ふまであるまい」(津田左右吉氏...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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