...極端なものであった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...極端なる行動といふものは眞に眞理を愛する者...
石川啄木 「所謂今度の事」
...作者は極端なことを考え出す...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...極端な菜食主義者となつたかも知れません...
薄田泣菫 「草の親しみ」
...極端な苦悶の表情を示して居たなら...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...極端なイーゴイストであるがために結果においてはかえって多数のために自分を犠牲にする事になる場合もあるだろう...
寺田寅彦 「自画像」
...また少し極端な例を仮想してみるとすれば...
寺田寅彦 「ラジオ・モンタージュ」
...生活体の単位――これこそ生物個体の最も極端な場合である――が...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...」(訳者注 トラピストは極端な質素簡易な生活を主義とするトラップ派の信者)夕食後に彼はバティスティーヌ嬢やマグロアールとともに三十分ばかり話をし...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...極端な娼婦型の小夜菊は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...夜に極端な冷え込みが来なければ...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...二人はそろひもそろつて古い悲劇役者を髣髴させる極端な思ひ入れのまゝ棒立ちとなつて...
牧野信一 「まぼろし」
...1)Lettres Edif. tom. vi. p. 335.2)Vancouver's Voy. vol. i. b. ii. c. v. p. 256.3)Id. c. iv. p. 242.一般的に云えば、蒙昧人は、その極端な無智、その身体の不潔、その小屋のつまって汚れているところから1)、通常人口稀薄な地方に伴う利点、すなわち人口稠密な地方よりも流行病から免れうるという利点を、失っている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...交通機関が極端な殺人状態の昨今...
宮本百合子 「石を投ぐるもの」
...お関は恭吉に対して殆ど極端な嫉妬と不安とを持って居たにも拘わらず...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...極端なる写実劇故伊井蓉峰の旗挙げ芝居書生芝居といった新派の草創時代...
山本笑月 「明治世相百話」
...甚だ僕の考えは極端なんですけれども...
横光利一 「旅愁」
...なにを相談するにつけても敗者の傾きたがる消極か――また極端な積極へと走りたがってまとまらない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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