...アトムは極微小な粒子である...
...顕微鏡で極微小な細胞を観察した...
...極微小な隙間から風が吹き込んでくる...
...無視していた極微小なミスが結果に影響した...
...極微小な変化に敏感なセンサーを使って実験を行った...
...云々』地球上の人類が極微的存在に堕した時...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...エーテルが極微な抵抗のない可秤性を欠いた物質であるのか...
戸坂潤 「科学論」
...大なるものよりもさらに力強い極微なるもの...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...表面が極微量の不純物で蔽われているらしい...
中谷宇吉郎 「雨を降らす話」
...10-12アンペア程度の極微(ごくび)電流を測定する力も養われていた...
中谷宇吉郎 「実験室の記憶」
...亜鉛の中の極微量の鉛を化学的に検出するのは非常に困難な問題であって...
中谷宇吉郎 「霜柱と白粉の話」
...従ってその極微量の物質の影響を調べることによって...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...それで固体表面についている極微量の有機物の薄膜のことが分らない間は「綺麗」な硝子と絹との間の摩擦電気は...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...量としては有るか無いか分らぬ位の極微量の物質が...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...十万分の一ミリくらいの極微のものまで...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...小さいものになると直径十万分の一ミリ程度と考えられる極微粒子である...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...この極微水滴は初め球形をしていたという点では...
中谷宇吉郎 「低温室だより」
...彼女がなんの目的で亜砒酸の極微量を服用しているか...
久生十蘭 「黒い手帳」
...言はゞ科学世界の極微動物乃至は単なる顕微鏡学者とも云ふべきであつて...
牧野信一 「嘆きの谷で拾つた懐疑の花びら」
...数多の極微震を記録したのであって...
武者金吉 「地震なまず」
...さればこれら極微震は当大地震の前震たりしと認めてよいであろう...
武者金吉 「地震なまず」
...チーズや穀粉や砂糖の中などに生ずる極微なるうじ虫...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その中の極微量を小瓶の中へ落し返してからカプセルの蓋をシッカリと蔽(おお)うた...
夢野久作 「笑う唖女」
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