...新しいTシャツを見たら、その極彩色に一目惚れしてしまった...
...子供たちは極彩色の風船に夢中になって遊んでいた...
...極彩色の花々が咲き誇る公園は、散歩に最適な場所だ...
...この絵画は、極彩色の色彩が鮮やかで、美しさが際立っている...
...街中で極彩色の服を着た人たちが目立ち、華やかな雰囲気が漂っていた...
...羽根や花は見事に極彩色されてある……である...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...沼南がこの極彩色の夫人と衆人環視の中でさえも綢繆(ちゅうびゅう)纏綿(てんめん)するのを苦笑して窃(ひそ)かに沼南の名誉のため危(あやぶ)むものもあった...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...壁には極彩色の刺繍(ししゅう)の壁かけが飾られている...
高見順 「いやな感じ」
...どうもこの小鳥の極彩色の華美な衣裳(いしょう)と無限につづくおしゃべりとが...
高村光太郎 「木彫ウソを作った時」
...極彩色の古風な大時計がことに私たちの眼を惹いた――それはいいとして...
谷譲次 「踊る地平線」
...何十年立ったか判らぬ木版刷の極彩色が...
谷崎潤一郎 「少年」
...舞妓(まいこ)の姿をかいた極彩色の二枚折が隅に立ててあって...
徳田秋声 「挿話」
...唐船の極彩色の船首が浪にうつっていたのもここだった...
永井隆 「この子を残して」
...どぎつい極彩色や年老いた森が飾り立てる御容姿(みすがた)の数々も貧弱に見え出してくるのであつた...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...極彩色のは仇っぽい仏様で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いざとなると極彩色の普賢像を惜しんで渡してくれそうもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何時よりは極彩色(ごくざいしき)のただ京人形を見るやうに思はれて...
樋口一葉 「たけくらべ」
...極彩色のモダン・ガールに仕立てあげる...
久生十蘭 「金狼」
...西蔵風のアラベスクを金象嵌した極彩色の法皇の寝台へ近づいて行く...
久生十蘭 「新西遊記」
...極彩色の雲雨巫山の写し絵を見せたものだという...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...いつも飛んでもない極彩色の高座着を着てゐた...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...この経文一巻は文字を刺繍とし浄土のさまを口絵に描いて極彩色を施したものだときいている...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...当時まだ絵ハガキの少い時代で極彩色の恐ろしく贅沢なもの...
山本笑月 「明治世相百話」
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