...教へられることが極めて多い本である...
種田山頭火 「其中日記」
...尤もH・ポアンカレやベルグソン(其の他心理学や生理学や社会学からの例は極めて多い)の例でも明らかであるが...
戸坂潤 「科学論」
...マルクスの『資本論』に於ける商品の分析は、社会科学に於けるその適切すぎる程適切な例であり、たといこれ程露骨な叙述様式を伴わなくても(操作=研究手段は研究様式と異り、まして叙述様式とは一応全く別だった)、実質に於てこの操作を用いたものは、極めて多い...
戸坂潤 「科学論」
...外国では極めて多いに拘らず...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...認識と生活とに関する進化論的思想に基く処が極めて多い...
戸坂潤 「辞典」
...東京などの私立営業の学校にはこうした場合が極めて多いので...
戸坂潤 「社会時評」
...封建主義の残存物が極めて多いことがその特色をなしている...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...日本には口碑的豪傑が極めて多い...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...お馴染(なじみ)は極めて多い...
中里介山 「大菩薩峠」
...フランスの小農業者及び小財産家の数は極めて多い...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...円や正方形を容れたような問題が極めて多いが...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...帰納的の取り扱いをしたことが極めて多いのであって...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...和算界に誤りの極めて多いことは...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...小乗仏教国に釈迦像の後に帽蛇が喉を膨(ふく)らして立ったのが極めて多い...
南方熊楠 「十二支考」
...その呪法が極めて多い...
南方熊楠 「十二支考」
...だがそれだけに学ぶ点が極めて多い...
柳宗悦 「日田の皿山」
...いつしらず不良になるといったようなのが極めて多い...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...一箇所だけに限られている場合が極めて多いのだから皮肉ではないか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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