...其の美麗を極むと雖(いへど)も...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...如何に議論の精彩と微細とを極むるも要するにトルストイの本質を掴みかねたものと云はなければならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...片時と經ぬ内に一郡騷動を極むる事となつた...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...かつ、わが邦人の外国人を処するの方、実に不深切、不信用を極む...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...此日慘憺を極む...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...世にも幽玄の趣を極む...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...懸崖にかこまれたる瀧壺も、幽邃の趣を極む...
大町桂月 「冬の榛名山」
...(借金の手紙として全く拙劣を極むるものと認む...
太宰治 「誰」
...この派の學問はまだ十分に盛大を極むべき運に向つて居ないが...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...常に強者の横暴を極むる事を見て義憤する時...
永井荷風 「浮世絵の鑑賞」
...隣室のラヂオ連夜喧騷を極む...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...横暴残忍を極むるの存在であるかに...
中里介山 「大菩薩峠」
...慈覚大師に就いて顕密の二教を学びてその秘奥(ひあう)を極む...
中里介山 「大菩薩峠」
...なおさらその原因を極むるに由なく...
野中到 「寒中滞岳記」
...複雑精緻(せいち)を極むるために...
野村胡堂 「楽聖物語」
...百歩にして天を仰ぐ天なほ極むべからず...
正岡子規 「病牀譫語」
...空(から)ながら持ち行くに困苦を極む...
南方熊楠 「十二支考」
...スウェン・ヘジン説にチベットの聖山カイラスへ午歳(うまどし)ごとに参詣群集を極むとあるも...
南方熊楠 「十二支考」
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