...二剣はきらめき弾はとびかばねは山なし血は流る戦のちまたのいさほしを我身にあつめし其時かオー 否 否 否楽しき極みはなほあらん...
有島武郎 「遠友夜学校校歌」
...三黄金をちりばめ玉をしく高どのうてなはまばゆきにのぼりて貴き位やま世にうらやまれん其時かオー 否 否 否楽しき極みはなほあらん...
有島武郎 「遠友夜学校校歌」
...信仰・知識・平和の極みにある……いかなる罪もそこへは立ち入れず...
ジェイムズ・アレン James Allen 大久保ゆう訳 「朝に想い、夜に省みる」
...その極み国家の独立を失うに至りてやむよりほかなし...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これ理性と論理においては迷妄(めいもう)の極みである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...侮辱の極みを浴びせられたのであった...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...逃すと後悔の極みだよ...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...われらのうちに住み給えり」鐘の音のひびく極み...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...清水の一滴も湧いて出ようはずはない!絶望困憊(こんぱい)の極みのところに...
中里介山 「大菩薩峠」
...実にこれ酸鼻(さんび)の極み...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...たしかにそこに蕩漾たる春のまぼろしの長酔極みなき紗窗の彼方に浮んでゐるのだ...
牧野信一 「湖の夢」
...現世(うつしよ)のいずこにも、きみがためには住所(すみか)あらじ、極みなく、遠く、星のごとく漂いながるるきみがためには...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「ウスナの家」
...誠に恐ろしき極みに侍り...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...勿体なきことの極みと...
吉川英治 「上杉謙信」
...恥かしい極みであります」と...
吉川英治 「三国志」
...傷(いた)ましい極みである...
吉川英治 「新書太閤記」
...上(かみ)は碧落の極み...
吉川英治 「宮本武蔵」
...さらに無道の極みである...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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