...また今日の建築は危険極まりないことは周知の事実であります...
石原莞爾 「最終戦争論」
...だから物騒極まりないころだったが...
高見順 「いやな感じ」
...急にへなへなとなるとは醜態極まりない...
高見順 「いやな感じ」
...さぞや威厳に満ちた厳粛極まりない表情に変化してしまうことであろうと考えていたのであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...すなわちゴメズ君はこの世の生き別れのごとき悲壮極まりない面持をして...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...優美極まりない文字だとは思ったが...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...変幻極まりない陰険な英国の印度政策のすべてをグザと見せ付けられたような気持がしたのであった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...人情と義理と利害をXYZの座標とする空間に描きだされた複雑極まりない曲面の集合の一つの切り口が見える...
寺田寅彦 「年賀状」
...一人の紳士が貴下にある極まりない重要事に関して意見を承るべく...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...内に光を孕んだ豐麗極まりない藍紫色の大圓盤が...
中島敦 「環礁」
...その犠牲となったものは常に悪虐極まりない人物であった...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...コーカサスの雄大極まりない山嶽を南へ縫ってウラジ・カウカアズから...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」
...ついに神とは感情なく変幻極まりないものであるとし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...不幸にして最も不確実な・最も混沌として変化極まりない・ものである」と嘆いた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自由自在の敏感さで受容(うけい)れるところの……そうして受入れつつユラリユラリと桐の葉蔭で旋回しているところの……変幻極まりない鋭敏な...
夢野久作 「髪切虫」
...兵法の幻妙はこの極まりない変通のうちにある...
吉川英治 「三国志」
...変幻極まりない武田軍の陣容は...
吉川英治 「新書太閤記」
...危険極まりない作業はツチ渡りだけではない...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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