...四三 楮の衾のざわざわする下で...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...二七 楮の長い繩を延ばして...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...壮士出シ二墨斗ヲ一持シテ二懐楮ヲ一(モトム)レ句ヲ...
京山人百樹 「北越雪譜」
...楮毫(ちょごう)のほかに想像せしむるがごとく...
夏目漱石 「草枕」
...浜木綿とは浜に生じているハマオモトの茎の衣を木綿(ユフとは元来は楮すなわちコウゾの皮をもって織った布である...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...純楮の手堅い紙を漉いて板干にしてくれた...
柳宗悦 「和紙十年」
...純楮耳附のもので...
柳宗悦 「和紙十年」
...雁皮(がんぴ)と楮(かうぞ)と三椏(みつまた)と...
柳宗悦 「和紙の美」
...雁皮と楮と三椏と...
柳宗悦 「和紙の美」
...鳥追ひ楮の殼を焚いて鳥追ひの唄を歌ふ行事は...
横瀬夜雨 「田舍の新春」
...十二月になると各家々では畑から楮を刈つて束にし...
横瀬夜雨 「田舍の新春」
...楮の幹の肌はなめらかで奇麗だ...
横瀬夜雨 「田舍の新春」
...「どうしてだろう?」「楮幣を断わッたぐらいな科(とが)で」「まちがいだ...
吉川英治 「私本太平記」
...楮幣(ちょへい)の流通が円滑に相なるような...
吉川英治 「私本太平記」
...こん夜ここでの楮幣は...
吉川英治 「私本太平記」
...もう楮幣はおしまいでしょ...
吉川英治 「私本太平記」
...さらに楮幣のお祝儀(はな)を...
吉川英治 「私本太平記」
...一時は楮幣(ちょへい)楮幣と大人気かと思ったら...
吉川英治 「私本太平記」
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