...三箇年の間横川(よかわ)の首楞厳院(しゅりょうごんいん)に籠居(ろうきょ)して修練苦行の日を送ったと云うが...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...楞伽経(りやうがきやう)の最後のところにある禁肉の理由は...
田山録弥 「孤独と法身」
...これは首楞厳経(しゅりょうごんぎょう)の勢至の円通の文である...
中里介山 「法然行伝」
...『首楞厳経』にいう...
三木清 「親鸞」
...『宝星陀羅尼経』三に仏が首楞厳三昧(しゅりょうごんざんまい)に入ると竜に事(つか)うるもの象に事うるものの眼には竜象と見え兎神に事うるものは仏を兎形に見るとあるから...
南方熊楠 「十二支考」
...これは楞伽(ランカ...
南方熊楠 「十二支考」
...羅摩誰かを楞伽(りょうが)に使わし...
南方熊楠 「十二支考」
...羅摩すなわち猴軍を先に立て、熊軍をこれに次がせて、新たに成った地峡を通り、楞伽城を攻め、勝敗多回なりしもついに敵を破って鬼王を誅(ちゅう)し、私陀を取り戻し、故郷へ帰った...
南方熊楠 「十二支考」
...私陀永く楞伽に拘留された間一度も敵王に穢された事なくば...
南方熊楠 「十二支考」
...羅摩の楞伽(りょうが)攻めに鳥語を解いたり...
南方熊楠 「十二支考」
...軍(いくさ)に勝ちて楞伽を鬼王の弟に与え...
南方熊楠 「十二支考」
...ハヌマン味方の創(きず)を治せんとて薬樹を北海辺に探るうち日暮れて見えぬを憂い、その樹の生えた山を抱えて飛び返るとて矢に中った時、この二物を塗って疵(きず)癒え、楞伽平定後、獲た物を以て子分の猴卒どもに与え尽した時、またこの二物のみ残ったからだ(『グジャラット民俗記』五四―一五六頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...和納の楞厳寺(りょうごんじ)で文字を習い...
柳田国男 「山の人生」
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