...楊弓(ようきゅう)を引いたりした...
徳田秋声 「足迹」
...中洲真砂座(なかすまさござ)といふ芝居の横手の路地にも銘酒屋楊弓場(ようきゅうば)軒を並べ...
永井荷風 「桑中喜語」
...堤の上から楊弓を射た疑いが騒ぎのすぐ後で船へ帰った御女中のお町という者に懸って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...楊弓で主人の眼を射るとは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...楊弓で余(よ)の眼を射させたのも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...商売の楊弓を稽古してしっかり磨き...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...楊弓を用意して来る隙のあるのは三吉だけさ」「それにしても酒を持って船で来たはずだが――」「それが詭計(て)だよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お町さん」「本當にお怪我? 人にどうかされたのではない? 勝造さん」「楊弓で眼を射られなすつたのさ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...楊弓などに縁があるものか」「困つたね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...折よく持つて居た楊弓で射たと致しますと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...楊弓は悪くありませんよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...楊弓の客は少なくなるばかりですから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...堂を繞(めぐ)つていろ/\の店があり、楊弓場、小料理屋と、一つの別天地を形成(かたちづく)つてをります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...楊弓の結改場(けつかいば)が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まだ暮しのよかつた頃楊弓に凝(こ)つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...麻は間もなく楊弓店を出た...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...もっともその間に茶店に楊弓店も交っていたが...
山本笑月 「明治世相百話」
...浅草の奥山等に名残りを止めて楊弓店営業と鹿爪(しかつめ)らしい看板...
山本笑月 「明治世相百話」
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