...そして椏者(あしゃ)の言葉のように...
有島武郎 「片信」
...処々にその力なき枝椏(しあ)を横たえ...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...丈夫な三椏紙(みつまたがみ)で...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...車輻の様に枝椏を張り傘蓋の如く大形の緑葉を着け...
牧野富太郎 「風に飜へる梧桐の実」
...その幹は横斜屈曲して枝椏を分ち葉を着け繁っている...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...樹は紫褐色の枝椏を残して裸となるのである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...四国ならびに中国方面の山林中に自生して樹林の一をなし直幹聳立(しょうりつ)して多くの枝椏を岐(わか)ち...
牧野富太郎 「植物記」
...その理由はフレザーの大著『金椏篇(ゴルズン・バウ)』に譲り...
南方熊楠 「十二支考」
...蜥蜴と現ずと信ず(フレザー『金椏篇(ゴルズン・バウ)』初版一巻一二六頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...三十年ほど前フレザーが『金椏篇(ゴルズン・バウ)』を著わして...
南方熊楠 「十二支考」
...三椏(みつまた)を主な材料とします...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...大体紙料には雁皮と楮と三椏(みつまた)とがありますが...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...私が最も感心したのは上質の純三椏糸で繻子風に織り出した一種である...
柳宗悦 「和紙十年」
...雁皮(がんぴ)と楮(かうぞ)と三椏(みつまた)と...
柳宗悦 「和紙の美」
...三椏紙は左位を占める...
柳宗悦 「和紙の美」
...之に比べ三椏は紙境を柔らげる女性である...
柳宗悦 「和紙の美」
...雁皮と楮と三椏と...
柳宗悦 「和紙の美」
...椏の字を書いているが...
柳田國男 「アテヌキという地名」
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