...今日の夕食は椎茸の天ぷらにしよう...
...椎茸を使ったおいしい料理を教えて...
...スーパーで椎茸が安くなっているよ...
...椎茸は栄養価が高い食材だ...
...お土産に椎茸の詰め合わせを買ってきた...
...水に浸(ひた)せし椎茸(しひたけ)を大籠(おほかご)に一杯見せたれば...
芥川龍之介 「雑筆」
...しかし、茶碗を洗つて、椎茸をきつて、鍋に入れて、火にかけて、机の前に來てすわるまでの間に、何の事だつたかすつかり忘れてしまつた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...その合間合間に下級吏員や椎茸の値段を考へたところで少しも差支(さしつかへ)はない...
薄田泣菫 「茶話」
...十二時近く水窪町へ着く、さびしい街だ、ここで酒屋の若主人から、これからは難路であることを教へられ、逆に電鉄のある方――天龍本流へ戻ることにした、やかまし食堂といふ家で、大豆腐一丁(何と大きな豆腐であつたよ)、酒一本、飯一碗を詰めこんだ、そしてむつかしい、あぶない峠を登りはじめた、間もなく雨が降りだした、やうやく登りつくして、いそいで下る途中で雷雨にたゝかれた、白神(シラナミ)駅に辿りついた時は五時を過ぎてゐた(二里あまりに五時間を費したのだ)、駅といつても駅員はゐない、粗末な小屋があるばかりである、それでも乗る人はあつて数人あつまつた、椎茸買出商人、出稼人、山住神社参詣人、等々で、みんな親しく賑やかに話し合ふ、私は言葉がよく通じないことを残念に思うた、発電所に落雷したとかで停電、電車がおくれて、最も近くて宿屋がある駅といふ満島へ下車して、T屋に落ちついた時は七時半、山峡は早くもとつぷり暮れてゐた、途中は苦しかつたけれど、風景は申分なかつた、殊に峠を下りつゝ、天龍を見はるかす山のすがたは何ともいへなかつた、絶景絶叫だつた...
種田山頭火 「旅日記」
...椎茸も出る...
田山花袋 「日光」
...自分はこの車夫に椎茸(しいたけ)と云う名をつけた...
寺田寅彦 「車」
...きょうは湯葉に椎茸ばかりか...
夏目漱石 「二百十日」
...少し椎茸を食ったんで...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「椎茸で歯がかけるくらいじゃ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...――それに御守殿(ごしゆでん)崩(くづ)しの襟脚が滅法綺麗だ」「何? 御守殿崩し?」「まさか椎茸髱(しいたけたぼ)ぢやねえが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――それに御守殿(ごしゅでん)崩しの襟脚(えりあし)がめっぽう綺麗だ」「何? 御守殿崩し?」「まさか椎茸髱(しいたけたぼ)じゃねえが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...椎茸髱(しいたけたぼ)の女中どもに苛(いじ)め抜かれて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まもなく椎茸髱――というのは大袈裟(おおげさ)ですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一回の終り、又アラスカへ一人で行き、今日は、ポタアジュに、トルネード、椎茸のオムレツ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...生椎茸をソティーして食べる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...余の郷里にては饂飩(うどん)に椎茸(しいたけ)...
正岡子規 「病牀六尺」
...第三十五 鳥飯は鶏(とり)の肉を細かく切って椎茸や糸蒟蒻(いとごんにゃく)や外に時の野菜物を何でも皆(み)んな小さく切って味淋と醤油でよく煮てそれを炊きたての御飯へ混ぜたものです...
村井弦斎 「食道楽」
...最初先ず三島から豆相鉄道(ずそうてつどう)へ乗かえて修善寺(しゅぜんじ)の温泉へ往(い)ったが修善寺名物の椎茸(しいたけ)を沢山買って来た...
村井弦斎 「食道楽」
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