...「椋鳥」のさえずりが聞こえてくる...
...野山で「椋鳥」を見かけることがある...
...家の庭に「椋鳥」がやってくるので、鳥かごを置いてある...
...この公園は「椋鳥」の生息地だ...
...鳥好きの友人が、「椋鳥」を飼っている...
...椋鳥がさわがしい・また一人となり秋ふかむみち・この里のさみしさは枯れてゐる稲の穂・案山子向きあうてゐるひさ/″\の雨・案山子も私も草の葉もよい雨がふる明けるより負子を負うて秋雨の野へひとりあるけば山の水音よろし・よい雨ふつた朝の挨拶もすずしく一歩づつあらはれてくる朝の山・ぐつすりと寝た朝の山が秋の山々秋の山へまつしぐらな自動車で改作追加あるくほどに山ははや萩もおしまい九月二十日曇...
種田山頭火 「行乞記」
...その一半を俳句の椋鳥会と短歌の白楊社とに捧げたいと思うています...
種田山頭火 「鎖ペンを握って」
...その椋鳥の一人になつて...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...鶸(ひわ)や椋鳥(むくどり)も捕るし...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...十六野中兼山(のなかけんざん)が「椋鳥(むくどり)には千羽に一羽の毒がある」と教えたことを数年前にかいた随筆中に引用しておいたら...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...普通のまじめな良民で命の惜しい人はまずまず椋鳥(むくどり)を食うことはなるべく控えるようになる...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...烏は、椋鳥ではなく、やはり凧を眺め、地面をあちこち眺め、また凧を眺めました...
豊島与志雄 「椎の木」
...椋鳥はもう、なんだかがまんしかねました...
豊島与志雄 「椎の木」
...椋鳥は立ちなおりました...
豊島与志雄 「椎の木」
...椋鳥の群れはまだ戻ってきませんし...
豊島与志雄 「椎の木」
...他の椋鳥(むくどり)は逃げもしないで...
豊島与志雄 「狸のお祭り」
...椋鳥(むくどり)も何にもとまっていないで...
豊島与志雄 「狸のお祭り」
...椋鳥はしら/\明に西から疾風の響をなして空を覆うて渡る...
長塚節 「芋掘り」
...麥が刈られてさうして椋鳥が群を成して空を渡る頃村のうちには毎日麥搗く杵の響が大地をゆすつてどこかに聞える...
長塚節 「寫生斷片」
...椋鳥か蟷螂(カマキリ)だらう...
牧野信一 「蝉」
...椋鳥(むくどり)連中に配るのだそうだ」こんな話をしているうちに...
森鴎外 「雁」
...そこで私は椋鳥主義と云ふことを考へた...
森林太郎 「混沌」
...所謂椋鳥のやうな風をしてゐる...
森林太郎 「混沌」
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