...オシャレなカフェには古い棟瓦が使われている...
...古民家の棟瓦が崩れかかっている...
...棟瓦工事を依頼して屋根の修繕を行う必要がある...
...昔の建築には、棟瓦の色で家の地位がわかった...
...この辺りの伝統的な家屋には、赤い棟瓦が特徴的だ...
...雲も棟瓦(むねがはら)を煙らせる程...
芥川龍之介 「お富の貞操」
...棟瓦(むねがわら)をひらりと跨(また)いで...
泉鏡花 「霰ふる」
...棟瓦(むねがわら)が夕舂日(ゆうづくひ)を噛(か)んだ状(さま)なる瓦斯暖炉(がすだんろ)の前へ...
泉鏡花 「印度更紗」
...棟瓦(むねがわら)にも響き転げる...
泉鏡花 「歌行燈」
...富士駅附近へ来ると極めて稀に棟瓦(むながわら)の一...
寺田寅彦 「静岡地震被害見学記」
...なるほど所々に棟瓦の揺り落されたのが指摘された...
寺田寅彦 「静岡地震被害見学記」
...益満は、ぴったりと、屋根の上へ、腹を当て、這い延びて、短銃(たんづっ)を、棟瓦の上から、小藤次の家の方へ、覘(ねら)いをつけていた...
直木三十五 「南国太平記」
...真名古は懐中電灯で棟瓦の上を照らしながら...
久生十蘭 「魔都」
...棟瓦の上には格別何の証跡もない...
久生十蘭 「魔都」
...私たちが失ったあの棟瓦(むねがわら)の曲線がいとも豊かに現れているのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...間(ま)ごとに万宝(ばんぽう)をちりばめてあおげば棟瓦(むねがわら)までことごとく金箔(きんぱく)...
吉川英治 「神州天馬侠」
...その棟瓦(むねがわら)の線はまず牛の背中と同じくらいまっすぐである...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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