...風浪にさらされても、彼女は決して立ち止まらなかった...
...現在、政治の世界では風浪が立ち込めている...
...飛行機が強い風浪にあって急に揺れた...
...風浪が荒れる季節には海へ行かないほうがいい...
...風浪を乗り越え、彼らはついにヨットレースで優勝した...
...風浪(ふうろう)ともみ合ったり...
海野十三 「火薬船」
...俺はまだ風浪と闘っている気がしていたが……」風浪は凪(な)いだ...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...だが風浪よりもわるいものが...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...風浪のまにまに漂ってゆくより外に仕方がない身の上であった...
海野十三 「幽霊船の秘密」
...風浪壊レ船、黒霧四合、同済者皆不レ免、而蔵幾独為二破木所一レ載、殆経二半月一、忽達二於洲島一、(中略)洲人曰、此洽洲去二中国一已社数万里乃出二菖蒲花桃花酒一之、(中略)蔵帰淹留既久、忽念二中国一州人遂製二凌風舸一送焉、激水如レ矢不レ旬即達二于東莱一、(中略)自二隋大業元年一、至二貞元年末一、巳二百年矣、宋元嘉二十六年、見レ有二野猪一食二其稼一因挙レ弩射中レ之、流血而走、尋二血蹤一越二十余里一、入二一穴中一行三百余歩、豁然明暁、忽見二数百家一、(中略)見二所レ用弩一、皆已朽断、謂二少頃一...
高木敏雄 「比較神話学」
...「併しながら舟乘も亦風浪と戰はねばならぬ...
高濱虚子 「續俳諧師」
...土佐の海は風浪(ふうろう)の恐れがあるので...
田中貢太郎 「宇賀長者物語」
...風浪烈しくして伊勢灣を出づる能はず...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...何れも皆宗教に依て政治社會の風浪を和したるものなり...
福沢諭吉 「帝室論」
...酒太りの風浪兄の面も見える...
二葉亭四迷 「旅日記」
...風浪君のは下唇を裏まで見せてムッと口を結び六かしい面をするのが癖だ...
二葉亭四迷 「旅日記」
...自分の生活や心の内の風浪とかかわりのないルスタムの物語ならかえって書けそうに思えて来た...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第二巻)」
...風浪に弄(もてあそ)ばれている日野屋という船の柁(かじ)を取った...
森鴎外 「渋江抽斎」
...あまりの酷(むご)たらしさに皇后は、顔色もなくお在(わ)したが、舟がすすむにつれ、風浪も烈しく、いよいよ生ける心地もなかった...
吉川英治 「三国志」
...彼が王朗に説いたいわゆる時代の風浪は...
吉川英治 「三国志」
...風浪が激しいため...
吉川英治 「三国志」
...この風浪にも立ち去りませんが」玄徳はうなずいて...
吉川英治 「三国志」
...播磨灘(はりまなだ)の風浪にさえぎられ...
吉川英治 「私本太平記」
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