...棗(なつめ)の葉が黄ばんでいる寺の塀外(へいそと)を徘徊(はいかい)しながら...
芥川龍之介 「或敵打の話」
...彼は棗(なつめ)のようにまるまると肥った...
芥川竜之介 「歯車」
...今まで落ちていた棗(なつめ)の実が落ちやんで...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...彼女はその手に棗(なつめ)の実やキャラメルを握らせる...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...棗(なつめ)などの果樹が欝然(うつぜん)と生茂(おいしげ)り...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...魚の頭と波頭棗(デート)の核を牛に飼うといい...
南方熊楠 「十二支考」
...さらに酸棗へも大兵を分けた...
吉川英治 「三国志」
...棗(なつめ)のような眼をみはっている...
吉川英治 「三国志」
...全体には棗形(なつめなり)だが...
吉川英治 「私本太平記」
...棗か、そちは」「和氏さまのあのときのお情けは、いまも忘れてはおりませぬ」「ではその折から、兄や父のいる諏訪へ帰って、亡君のわすれがたみ、亀寿さまのおそばに、再び仕えていたわけだの」「はい...
吉川英治 「私本太平記」
...棗(なつめ)のような目をクルッとさせて...
吉川英治 「神州天馬侠」
...お百姓の穀(こく)を喰いつぶしているよりはましじゃろが」「茶事につかう棗(なつめ)など仕上げたところで...
吉川英治 「新書太閤記」
...棗(なつめ)などを塗らせるため...
吉川英治 「新書太閤記」
...さっきの棗商人(なつめあきんど)の連中が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...かの七人の棗商人(なつめあきんど)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...七人の棗売(なつめう)りが七輛の江州車(手押し車)を揃えて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...棗漬(なつめづけ)は山東が本場だったな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...棗(なつめ)はその間(あいだ)...
吉川英治 「増長天王」
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