...泥棒になるんだって本統になろうと思うと...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...誰が他人(ひと)のお先棒になるもんか! 僕はそんなお人好しじゃあないんだ...
林不忘 「安重根」
...いい泥棒になるだろうよ...
豊島与志雄 「少年の死」
...こんなのって大変さ」「どうして」「まず足は棒になる...
夏目漱石 「創作家の態度」
...深入りをすれば主人自(みずか)らが泥棒になるはずである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...松つあんは足が棒になるほど探しまはりました...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...大箆棒になるにしては...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...金持の用心棒になる位なら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...金持の用心棒になるくらいなら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...泥棒になるよりはましだと思つて始めたんです...
林芙美子 「浮雲」
...活動の心棒になる親しい小道具どもだった...
久生十蘭 「三界万霊塔」
...足が棒になるほど...
火野葦平 「花と龍」
...とうとう泥棒になる決心をしたのだった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...おらあこの人と泥棒になるんだ」と重吉はどなったのだ...
山本周五郎 「ちゃん」
...仲間の連絡も支離滅裂(しりめつれつ)だ」「その心棒になる親分が...
吉川英治 「江戸三国志」
...馬の手綱も氷の棒になるような寒さであった...
吉川英治 「三国志」
...これを落花ひんぷんの棒になるまで離さない...
吉川英治 「私本太平記」
...足も棒になるほどだった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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