...此処に太い棍棒がある...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...棍棒(よりぼう)...
泉鏡花 「活人形」
...頭の上に少からざる棍棒と鉄拳を加えた...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...先が丸く膨(ふく)らんだ棍棒(こんぼう)みたいなものである...
海野十三 「火星探険」
...白塗りの棍棒を振り廻しながら盛んに無辜(むこ)の歩行者を白眼(にら)みつけたり...
谷譲次 「踊る地平線」
...警吏長棍棒組(こんぼうぐみ)よ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...母親をせびった小銭で近所の大工に頼んでいいかげんの棍棒(こんぼう)を手にいれた...
寺田寅彦 「野球時代」
...またはおそらく棍棒(こんぼう)ででもあったろうか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...羽子(はね)つきの羽子のようなものを頭にかぶり手に棍棒(こんぼう)を持ってまっ裸で歩く蛮人も...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そして棍棒(こんぼう)を持ったやせた男と彼との間に速い対話が初まった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」と棍棒の男は答えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...おれを棍棒でひつぱたきながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...きっと凶器に使った棍棒ようのものを捜しているんだぜ...
平林初之輔 「五階の窓」
...棍棒でサメを叩き殺せるほど俺は若くない...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...「ドッコイ待った」とその棍棒をつかまえる...
正岡容 「寄席」
...その棍棒が動くたびごとに...
室生犀星 「幼年時代」
...こんどはそれが棍棒であることに気付いたが...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...彼はそれからのちは彼等が弓矢や槍や棍棒を手にもつているとき以外は...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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