...棍脚の高さは四、五フィートに達することもあり、子供達は屡々片方の棍脚でピョンピョンはねながら、他の棍脚で敵手を引き落そうとして、盛な競争をやる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...棍棒(こんぼう)などを取りつつ...
井上円了 「おばけの正体」
...3.この警官は何等の理由なくゴムの棍棒を使用した...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...それは一方の手に棍棒(こんぼう)を持っていたが...
田中貢太郎 「狸と同棲する人妻」
...市民(しみん)及(およ)び警吏長等(けいりちゃうら)棍棒(クラッブ)を携(たづさ)へて出(い)で來(きた)る...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...槍や弓や棍棒(こんぼう)をうちふり...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...棍棒(こんぼう)を右手に持ち...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...そのこわれやすい棍棒(こんぼう)をもって上がってくる兵士らに対抗した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...棍棒を手にすることは咄嗟の間にも忘れませんでした...
長塚節 「白瓜と青瓜」
...葱のやうに突き出す棍棒...
萩原朔太郎 「宿命」
...有形の棍棒を振うことは...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...棍棒は禁圧が出来たが...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...棍棒でぶん殴った時の音まで覚えてる...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...大きな樫(かし)の棍棒をたずさえていたが...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...彼が莱畑の方を向いて試しに棍棒を振つてゐる姿を見て苦笑を覚えたが...
牧野信一 「F村での春」
...凉しく縁側を越えて庇の屋棍瓦にその末を投げてゐる...
水野仙子 「夜の浪」
...棍棒と牙の法則の下にあつては...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...そこには牢番の楽和(がくわ)が水火棍(すいかこん)を持って立っていたので...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??