...此処に太い棍棒(こんぼう)がある...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...コサツクは重い棍棒を持つた巡査に代り...
伊藤野枝 「乞食の名誉」
...「どういう根拠……といって別に……」「棍拠がない...
犬田卯 「瘤」
...最後にこの「人造犬」の発明者が現われて犬の尻尾を棍棒でぶんなぐると...
海野十三 「蠅男」
...3.この警官は何等の理由なくゴムの棍棒を使用した...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...棍棒で粉砕したく思った...
太宰治 「東京八景」
...尤も之は棍棒で殴られたり何かするのに較べれば...
戸坂潤 「社会時評」
...槍や弓や棍棒(こんぼう)をうちふり...
豊島与志雄 「アフリカのスタンレー」
...手に棍棒(こんぼう)をつかみ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...棍棒のために恐怖を感じたろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...天文台区第二十七小区受持の警官棍棒(クウルダン)氏を...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...両手でしっかり棍棒を握れば...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...「ドッコイ待った」とその棍棒をつかまえる...
正岡容 「寄席」
...人を打ちこらす鞭も棍棒もなしに暮していた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それは幾つの握りどころをもった棍棒**であったことか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...しかし彼は棍棒がわずかに届かないあたりをぐるぐるまわつて...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...ごくかすかに棍棒が体にあたる音を聞くことはできながら...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...手に手に棍棒などを持った若者二...
吉川英治 「新・水滸伝」
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