...若し惡棍(わるもの)などに逢ひ給はゞ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...亀裂の入つた荘稼泥地に一本の棍棒を挿す...
李箱 「且8氏の出発」
...手に手に棍棒のようなものを頭上に高くふりあげて...
海野十三 「火星探険」
...鉄を巻いた棍棒で武装した看守の監督のもと...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「絞首刑」
...パリの朝食のコーヒーとあの棍棒(こんぼう)を輪切りにしたパンは周知の美味である...
寺田寅彦 「コーヒー哲学序説」
...子音を空間にころばし棍棒(こんぼう)でなぐりつけるように母音を強調しつつ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...またはおそらく棍棒(こんぼう)ででもあったろうか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」と棍棒の男は答えた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...」それから棍棒(こんぼう)の男に言った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...夢中になって棍棒を振り上げて...
中里介山 「大菩薩峠」
...おれを棍棒でひつぱたきながら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...彼はとても大きな棍棒を手に持ち...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...ハーキュリーズは彼の棍棒を...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...葯の上部は棍棒状の附飾物となって居ます...
牧野富太郎 「植物記」
...その棍棒が動くたびごとに...
室生犀星 「幼年時代」
...外套(がいとう)の下に棍棒(こんぼう)のようなものを匿(かく)していたんですもの」「ご職業がら...
森下雨村 「五階の窓」
...生れてから棍棒で殴られたことはなかつたので...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...ごくかすかに棍棒が体にあたる音を聞くことはできながら...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
便利!手書き漢字入力検索