...梵天(ぼんてん)の大光明が...
石川啄木 「葬列」
...平素(ふだん)は梵天帝釈(ぼんてんたいしやく)などのお入来(いで)があるので遠慮してゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...景淨不識梵文...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...あの図は梵語の字音の並べ方の通りであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...また大きな瓦を「イラカ」(甍)と申しますがこれも梵語であります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...梵文の原型を知るに最も必要である...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...この津軽半島の脊梁をなす梵珠山脈は...
太宰治 「津軽」
...日本で梵語を知つて居る筈は無いから其の説は誤りである...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...いづれも梵語學の説明として支那の反切即ち九弄音紐といふやうなことを借用して居る...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...彼邦で梵語學によつて支那の反切を整理し...
内藤湖南 「平安朝時代の漢文學」
...梵鐘(ぼんしょう)の伴奏に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...仏陀のイニシアルになっている梵字ののフィギュアを描くように...
久生十蘭 「新西遊記」
...コンドゥラート神父の梵妻(おだいこく)のうちへ豚の姿で飛び込んで雄鶏(とり)の鳴き声をあげておいて...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...梵名スリガーラまたジャムブカ...
南方熊楠 「十二支考」
...一九〇七年版カウエルおよびラウス訳『仏本生譚(ジャータカ)』五四三に、梵授王の太子、父に逐われ隠遁(いんとん)せしが、世を思い切らず竜界の一竜女、新たに寡なるが他の諸竜女その夫の好愛するを見、ついに太子を説いて偕(とも)に棲むところあるなど、竜も人間も閨情に二つなきを見るに足る...
南方熊楠 「十二支考」
...いきり立つ梵妻を...
水上滝太郎 「果樹」
...広告でもう一つの名所としてある日本第二の大梵鐘(だいぼんしょう)というのを見物に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...岡崎義実(よしざね)が建てた一梵宇(ぼんう)とはこれであろう」頼朝は...
吉川英治 「源頼朝」
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