...これは梵字(ぼんじ)に似ておる...
井上円了 「おばけの正体」
...梵語の曼怛羅(マントラ)という字を翻訳したものです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...法師梵名般刺若(Praja)...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...この津軽半島の脊梁をなす梵珠山脈は...
太宰治 「津軽」
...露語の zima は霜(シモ)や寒(サム)や梵語(ぼんご)の hima(雪)やラテンの hiems(冬)やギリシアの cheimon(冬)やまたペルシア語の sarmai(寒い)にも似ている...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...梵字が書いてあって...
直木三十五 「南国太平記」
...東洋においても梵唄のように...
中井正一 「美学入門」
...百八つの梵鐘はまだ加十の頭の中で陰々と鳴りはためいているのに...
久生十蘭 「魔都」
...梵語ではアショカ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...(一)名義の事虎梵(ぼん)名ヴィヤグラ...
南方熊楠 「十二支考」
...風雨やんでかの竜一年少梵志(ぼんし)に化し...
南方熊楠 「十二支考」
...一梵士来りて祈りくれると...
南方熊楠 「十二支考」
...梵授王が命を救われた智馬に半国を分ち与えんとした事を述べたが...
南方熊楠 「十二支考」
...この物語のうち長摩納に剣を擬せられ居る梵施王がその通り夢に見たところは...
南方熊楠 「十二支考」
...シカンダールブール砦を立てた時梵種一人とヅサード族の娘一人を牲にした...
南方熊楠 「人柱の話」
...」梵妻は現在口の中が渋くて堪らなそうに...
水上滝太郎 「果樹」
...声を震わせて梵妻(だいこく)が現われた...
水上滝太郎 「果樹」
...山嵐(さんらん)をゆする三井寺(みいでら)の大梵鐘(だいぼんしょう)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
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