...牛島の梵雲庵に病んでいよいよ最後の息を引取ろうとするや...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...厨も同じ梵語かと思われます...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...それがやはり最も古い四世紀頃の梵本である...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...梵文の原型を知るに最も必要である...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...即ち烈公が梵鐘(ぼんしょう)を毀(こぼ)ちて大砲を鋳(つく)りたるも...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ぬっと立っている仏像と梵字の碑が...
豊島与志雄 「地水火風空」
...子供の襁褓(むつき)を干す梵妻も居まいからというので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...それは梵鐘の聲さへ二三年前から聞き得なくなつた事を...
永井荷風 「蟲の聲」
...上杉の隣家(となり)は何宗かの御梵刹(おんてら)さまにて寺内(じない)広々と桃桜いろいろ植(うゑ)わたしたれば...
樋口一葉 「ゆく雲」
...梵名スリガーラまたジャムブカ...
南方熊楠 「十二支考」
...古伝にアハリアは梵天創世最初に造った女で瞿曇(くどん)仙人の妻たり...
南方熊楠 「十二支考」
...梵天帝釈大王の殺生を恐れて国を捨て...
南方熊楠 「十二支考」
...梵徒は鼠を忌む故(一九一五年ボンベイ板...
南方熊楠 「十二支考」
...四十過て一切經を通覽せしも件(くだん)の梵漢辭彙に載せた話を見ず...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
...御身一本春日殿と手合せ致して見い」と梵鐘(ぼんしょう)の如き声で末座の一人に(あご)を向けると...
吉川英治 「剣難女難」
...これを持て」「よしきたッ」知恩院(ちおんいん)の大梵鐘(だいぼんしょう)でも撞(つ)くように...
吉川英治 「神州天馬侠」
...白木綿に梵字(ぼんじ)をしるし...
吉川英治 「新書太閤記」
...その文芸梵鐘(ぼんしょう)にひきつけられていたものに違いなく...
吉川英治 「親鸞」
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