...軍から払下げられた一九式梱包(こんぽう)用の原紙を使い衣装ばこを作って売出し...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...梱包される途中かは判らない...
梅崎春生 「狂い凧」
...いつもは手をつけては怒られるような戸棚の中や梱(こうり)の底などをソッと明けてみるのが非常に楽しみだったのである...
海野十三 「鍵から抜け出した女」
...女給の化粧道具や僅の梱などが抛(ほう)りこまれてある二重棚の上にとびあがった帆村荘六は...
海野十三 「ネオン横丁殺人事件」
...(二百四五十帋の自筆なり)嘗(かつて)梱外(こんぐわい)へ出(いだ)さゞりしを...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...運送会社の集荷係が宅扱いの最後の梱包を運びだすと...
久生十蘭 「肌色の月」
...熊の梱へ入ったり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...木箱なら手前の腕で開梱できるし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...ハロルドの言う巨大なコーヒー缶を梱包(こんぽう)して...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...船長が梱包をほどき...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...一梱(こり)や二梱(こり)の爆薬(ハッパ)は請合います...
夢野久作 「爆弾太平記」
...代りに夥しい羅紗(ラシャ)とギヤマンの梱包が...
夢野久作 「名娼満月」
...「敵はこの宵から荷駄荷梱(にごり)をくくり始め...
吉川英治 「上杉謙信」
...干飯俵(ほしいだわら)や軍梱(いくさごり)のあいだに熊楠は又眠ってしまった...
吉川英治 「篝火の女」
...緞匹(だんひつ)の梱(こり)...
吉川英治 「三国志」
...大きな旅梱(たびごり)を担(かつ)いで...
吉川英治 「新・水滸伝」
...家財諸道具が荷梱(にごり)で七十箇...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...店先に幾山も積んである荷梱(にごうり)の一つへ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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