...軍から払下げられた一九式梱包(こんぽう)用の原紙を使い衣装ばこを作って売出し...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...問屋の男たちが道ばたで梱包(こんぽう)をしている表通りを避けて...
高見順 「いやな感じ」
...背にかついでる大きな梱(こり)の中には...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...運送会社の集荷係が宅扱いの最後の梱包を運びだすと...
久生十蘭 「肌色の月」
...熊の梱へ入ったり...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「敵はこの宵から荷駄荷梱(にごり)をくくり始め...
吉川英治 「上杉謙信」
...干飯俵(ほしいだわら)や軍梱(いくさごり)のあいだに熊楠は又眠ってしまった...
吉川英治 「篝火の女」
...緞匹(だんひつ)の梱(こり)...
吉川英治 「三国志」
...荷梱(にごり)など運び出している...
吉川英治 「新書太閤記」
...荷梱(にごり)は馬の背に...
吉川英治 「新書太閤記」
...例の時価十万貫の生辰綱(しょうしんこう)(誕生祝いの荷梱(にごり))が行くとすれば...
吉川英治 「新・水滸伝」
...十一梱(こり)の強力(ごうりき)やほかの兵も一つの峰の背へ取ッつくやいな...
吉川英治 「新・水滸伝」
...立退梱(たちのきごり)『おいッ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...大津屋』『へい』『この荷梱は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...その他の討入道具の包まれている荷梱(にごり)や...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...「あ、あ……」露八は、一日の根気をいちどに疲らして、荷梱の下へ、べたっと、坐ってしまった...
吉川英治 「松のや露八」
...おびただしい行旅(こうりょ)の荷物やら梱(こうり)やらが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...梱(こうり)の一つに腰かけて...
吉川英治 「宮本武蔵」
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