...昨夜の梯子酒(はしござけ)の行脚(あんぎゃ)のときにどこかで受けたものであろうとばかり考えていた...
海野十三 「地球発狂事件」
...梯子酒のあとくされである...
種田山頭火 「一草庵日記」
...遺憾なく梯子酒根性を発揮した...
種田山頭火 「其中日記」
...めづらしい梯子酒だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...梯子酒を飲むなといふのである...
種田山頭火 「松山日記」
...いつものやうに梯子酒でおでん屋を飲みまはつた...
種田山頭火 「松山日記」
...彼は有名な梯子酒で...
豊島与志雄 「交遊断片」
...梯子酒の常習者ならばその飲みまわるコースや...
豊島与志雄 「文学以前」
...八十七その目的物を見ようとする途中の道草としての、この女化け物に、神尾が、かりそめの興味を呼び起してみると、梯子酒のように、その残忍性が募って来るのは、この男の持前です...
中里介山 「大菩薩峠」
...長い学校生活を終わった伊東の数人の仲間が京橋(きょうばし)のビヤホールで何軒目かの梯子酒(はしござけ)をやっているときだった...
松本泰 「暴風雨に終わった一日」
...「あんたはいつかのように梯子酒(はしござけ)で...
山本周五郎 「へちまの木」
...梯子酒に酔いしれた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
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