...坊主になりかかつた梧桐(あをぎり)が...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...三津の生簀(いけす)で居士と碧梧桐君と三人で飯を食うた...
高浜虚子 「子規居士と余」
...可全君というのは碧梧桐君の令兄である...
高浜虚子 「子規居士と余」
...そこで余は帰東早々これを碧梧桐君に話し...
高浜虚子 「子規居士と余」
...昨夜も大勢来て居った友人(碧梧桐...
高浜虚子 「子規居士と余」
...余はとにかく近処にいる碧梧桐...
高浜虚子 「子規居士と余」
...余と碧梧桐君とは居士の意を酌(く)んで...
高浜虚子 「子規居士と余」
...ちょっと伺いますが碧梧桐君はもう東京へは来らんですぐ行脚にとりかかりますか...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...西側にあった僕の二階のゴロネ部屋の窓からいつも眺めて楽しんでいた大きな梧桐と小さいトタン張りの平屋がなかったら...
辻潤 「ふもれすく」
...それは同郷の河東碧梧桐氏...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...いい落したが右の松山行をせぬ前に東京において碧梧桐虚子氏その他の催しで...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...つい鼻の先で植木屋がせっせと梧桐(あおぎり)の枝をおろしている...
夏目漱石 「永日小品」
...梧桐(あおぎり)が坊主になったある朝...
夏目漱石 「行人」
...三坪ほどの荒庭(あれにわ)に見るべきものは一本の梧桐を除いてはほかに何にもない...
夏目漱石 「野分」
...五月雨や木曾は一段の碓氷嶽 碧梧桐上野より汽車にて横川に行く...
正岡子規 「かけはしの記」
...ところがカナリヤの夫婦は幸いに引取手があって碧梧桐のうちの床の間に置かれて稗(ひえ)よハコベよと内の人に大事がられて居る...
正岡子規 「病牀苦語」
...碧梧桐の句はいつもいくらかずつ変化しておる...
正岡子規 「病牀苦語」
...碧梧桐評の中にこの句は乙二(おつに)調だとか...
正岡子規 「病牀六尺」
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