...康有為は同志の梁啓超(りょうけいちょう)らと共に危く殺害からのがれて...
太宰治 「惜別」
...ある一つの大きな全体の二つの部分であってその両者の間をつなぐべき橋梁(きょうりょう)の存在が可能であるということが想像されて来るのである...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...梁川君は「僕も丁度今其事を思うて居たが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...*梁川君の葬式は...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...都会の大道には橋梁の便あって...
永井荷風 「日和下駄」
...「この僞の繪圖面には棟梁柏木藤兵衞とありますね」「左樣...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――十二階段、平行棒、飛越台、木馬、棚、幅飛び、棒飛び、梁木、遊動円木、天秤台、機械体操、射撃場、名前は忘れたが、穴の上に丸太が渡してある処――その上で二人の者がそれぞれ一本の腕で争ひ穴の中へ落し合ふ場所である丸太橋――...
牧野信一 「或る日の運動」
...堂上の朽ちた梁が落ちて...
南方熊楠 「易の占いして金取り出だしたること」
...バンドを梁(はり)に引っかけて...
夢野久作 「縊死体」
...マタ民ヲ泰(ヤス)ンズルヲ以テ徳トシ任トスル武門ノ棟梁(トウリョウ)デハナイカ...
吉川英治 「三国志」
...ここへ来いといわれた棟梁どもでも...
吉川英治 「新書太閤記」
...梁山泊(りょうざんぱく)の金沙灘(きんさたん)には...
吉川英治 「新・水滸伝」
...日ならずして着いた先の、梁山泊では、すぐ宋江(そうこう)が会ってくれて、「おい、孔家(こうけ)のご次男ではないか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その者を梁山泊の次の盟主に立ててやって行ってくれ給え」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...たしかに「梁山泊の勢揃いだぞ」といった機智が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...吉水の法門がその日その日の心の梁(うつばり)であった...
吉川英治 「親鸞」
...大工棟梁の大膳も...
吉川英治 「親鸞」
...大工棟梁(とうりょう)の広瀬大膳と...
吉川英治 「親鸞」
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