...それは落ちて来た梁(はり)に腰を打たれて...
芥川龍之介 「疑惑」
...主(おも)に絵図引きの方で行く行くは好い棟梁(とうりょう)になるつもりであったが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...この津軽半島の脊梁をなす梵珠山脈は...
太宰治 「津軽」
...梁は言った...
田中貢太郎 「西湖主」
...道路橋梁の損失に因れる郵便電信の不通...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...勘次(かんじ)は炭(すみ)のやうに成(な)つた痩(や)せた柱(はしら)や梁(はり)を垣根(かきね)の側(そば)に積(つ)んだ...
長塚節 「土」
...沼かと紛(まが)ふ巨大な魚梁(やな)が沸き返るのを其処にレヴィヤタンの一族は草に絡まり腐りゆき...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...棟梁に礼を言って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...音のしないやうに梁(はり)を傳はつて行くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...すると翌日には棟梁三次の風邪も何となくなおっていた...
本庄陸男 「石狩川」
...橋梁等の事業において多少数学が必要でないのではない...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...大きな鼻梁(びりょう)が...
吉川英治 「私本太平記」
...そんな危地へわれらの棟梁(とうりょう)をやってはならん...
吉川英治 「私本太平記」
...もし、梁山泊の使いと、こっそり出会っていたことなどが、役署の誰かにでも知られた日には……」と、急に宵風も肌にソワソワ刺す心地だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...梁山泊(りょうざんぱく)の輩(ともがら)が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それが梁山泊というものであったのか」と本来の義胆(ぎたん)から...
吉川英治 「新・水滸伝」
...梁山泊へ連れて行きましょう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...梁山泊の徒とあっては聞き捨てならず...
吉川英治 「新・水滸伝」
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