...橋梁が至るところに新らしく美しいのを観た...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...爾雅の方では沛郡の梁文の頃となり得るのである...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...「棟梁の自害したのを一番先に見付けたのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...主人は梁(はり)にブラ下がつてゐたさうだが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...或る人が行騰(むかばき)を梁に懸けて休息して居る處へ薦(食事のために敷く者)を敷き菜を煮て持て來たといふ事にて...
正岡子規 「萬葉集卷十六」
...左官棟梁十二人して圓天井をかぶせ喧ましい奏樂紛れに壁に築き込でから堅固と成つた...
南方熊楠 「人柱の話」
...経師屋の安さんや棟梁の吉(きち)さんなんかと...
吉川英治 「大岡越前」
...また、彼は時の爲政者から、梁川星巖、梅田雲濱などと共に、反幕府黨の四天王と目された程の熱血兒であるが、その三樹三郎が、書簡のうちに、僕は慷慨家はきらひと、いつてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...中国山脈の脊梁(せきりょう)から吹いてくるそよ風が鬢(びん)の毛(け)や...
吉川英治 「黒田如水」
...参軍の梁畿(りょうき)という者に命じ...
吉川英治 「三国志」
...覆面の刺客(しかく)なる者がやたらに跳梁(ちょうりょう)し出してきた...
吉川英治 「私本太平記」
...武門の棟梁(とうりょう)と取引するにしても...
吉川英治 「新書太閤記」
...当座は梁中書の邸内の兵卒に飼われていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...梁山泊にたいする協同警戒の布告が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ただ一人で梁山泊を立つや...
吉川英治 「新・水滸伝」
...山東(さんとう)梁山泊(りょうざんぱく)の江畔(こうはん)に行き着き...
吉川英治 「新・水滸伝」
...やがて梁山泊の人となったものだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「どうしたのだ」すぐ頭梁(とうりょう)の侍が来た...
吉川英治 「宮本武蔵」
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