...いつぞやの春の月夜に桜人(さくらびと)の曲を御謡いになった...
芥川龍之介 「邪宗門」
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内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...一例として桜狩(さくらがり)美人の腹や減却す人間に鶯(うぐいす)鳴くや山桜人里離れた深山の奥...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...春の水船に十人(とたり)の桜人(さくらびと)皷打つなり月昇る時嵯峨の渡月橋辺の昔の光景でも想像しながらこの歌を読めば完全に鑑賞出来ようといふものである...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...九七五調の句独鈷(どくこ)鎌首水かけ論の蛙かな売卜先生木の下闇の訪はれ顔花散り月落ちて文こゝにあら有難や立ち去る事一里眉毛(びまう)に秋の峰寒し門前の老婆子薪(たきぎ)貪(むさぼ)る野分かな夜桃林を出でゝ暁嵯峨(さが)の桜人五八五調...
正岡子規 「俳人蕪村」
...九七五調の句独鈷(どっこ)鎌首水かけ論の蛙(かわず)かな売卜先生木の下闇の訪はれ顔花散り月落ちて文こゝにあら有難や立ち去る事一里眉毛に秋の峰寒し門前の老婆子薪(たきぎ)貪(むさぼ)る野分かな夜(よる)桃林(とうりん)を出でゝ暁(あかつき)嵯峨の桜人五八五調...
正岡子規 「俳人蕪村」
...「明日かへりこん」(桜人その船とどめ島つ田を十町(まち)作れる見て帰りこんや...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...次に桜人(さくらびと)が出た...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一越(いちこち)調で「桜人」の歌われるのをお聞きになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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