...新幹線の「案内記」が、次の停車駅をアナウンスしている...
...彼女は「案内記」になりたくて、鉄道会社の採用試験を受けた...
...「案内記」のアルバイトで、駅の案内板の更新作業に従事している...
...「案内記」の仕事は、緊張感のある責任ある仕事だ...
...旅行者にとって「案内記」は、旅のストレスを軽減してくれる大切な存在だ...
...内田博士と案内記3・12(夕)京都大学の内田銀蔵博士は...
薄田泣菫 「茶話」
...旅行案内記には、まづざつとそのやうな事が書かれてある...
太宰治 「津軽」
...いくら詳細な案内記を丁寧に読んでみたところで...
寺田寅彦 「案内者」
...こういう意味で完全な案内記を求めるのは元来無理な事でなければならない...
寺田寅彦 「案内者」
...それで結局案内記がなくても困るが...
寺田寅彦 「案内者」
...すでに在(あ)る案内記の内容をそのままにいいかげんに継ぎ合わせてこしらえたような案内記の多い事である...
寺田寅彦 「案内者」
...むしろ間違いだらけの案内記でも...
寺田寅彦 「案内者」
...案内記が系統的に完備しているという事と...
寺田寅彦 「案内者」
...いわゆる案内記の無味乾燥なのに反してすぐれた文学者の自由な紀行文やあるいは鋭い科学者のまとまらない観察記は...
寺田寅彦 「案内者」
...宝捜しの案内記のようなものである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...かゝる場合には、案内記を讀み、館中の何物が優秀の作品なるかを辨へ、先づ之に視線を注ぎ、よく/\其傑作を鑑賞して然る後全體に向ふがよろしい...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...先づ文学としては役者評判記(やくしゃひょうばんき)また劇場案内記(げきじょうあんないき)等の類にして...
永井荷風 「江戸芸術論」
...また一ツ昔の地図の便利な事は雪月花(せつげつか)の名所や神社仏閣の位置をば殊更目につきやすいように色摺(いろずり)にしてあるのみならず時としては案内記のようにこの処より何々まで凡幾町(およそいくちょう)植木屋多しなぞと説明が加えてある事である...
永井荷風 「日和下駄」
...それなら風穴(ふうけつ)へ出る道(これは案内記で知つた)があるだらうと云ふと...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...それが今の車道の本基になつたと案内記にある...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...この松原を詠んだ拙い自分の歌を添へてこの案内記を終る...
若山牧水 「樹木とその葉」
...伊豆第一の名瀑と伊豆案内記に書いてある滝があるが...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...もしそういう古美術の案内記をかくとすれば...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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