...新幹線の「案内記」が、次の停車駅をアナウンスしている...
...彼女は「案内記」になりたくて、鉄道会社の採用試験を受けた...
...「案内記」のアルバイトで、駅の案内板の更新作業に従事している...
...「案内記」の仕事は、緊張感のある責任ある仕事だ...
...旅行者にとって「案内記」は、旅のストレスを軽減してくれる大切な存在だ...
...* これ等の事実を私は案内記から引用した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...小説の史跡を論ずるのは極楽の名所図会(ずえ)や竜宮の案内記を書くようなものだが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...(中略)チャムバレインの『日本案内記』から...
宇野浩二 「それからそれ」
...厚い統計書と地図と案内記と地理書とを本箱から出して...
田山花袋 「蒲団」
...いくら詳細な案内記を丁寧に読んでみたところで...
寺田寅彦 「案内者」
...こういう意味で完全な案内記を求めるのは元来無理な事でなければならない...
寺田寅彦 「案内者」
...いろいろの点で旅行案内記や...
寺田寅彦 「案内者」
...案内記が詳密で正確であればあるほど...
寺田寅彦 「案内者」
...いわゆる案内記の無味乾燥なのに反してすぐれた文学者の自由な紀行文やあるいは鋭い科学者のまとまらない観察記は...
寺田寅彦 「案内者」
...富士屋ホテルの案内記のような小冊子をカバンから出して見せたりした...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...最近見た文章では大原社会問題研究所の案内記があり...
戸坂潤 「社会時評」
...それは昔から江戸名所に関する案内記狂歌集絵本の類(たぐい)の夥(おびただ)しく出板(しゅっぱん)されたのを見ても容易に推量する事が出来る...
永井荷風 「日和下駄」
...また一ツ昔の地図の便利な事は雪月花(せつげつか)の名所や神社仏閣の位置をば殊更目につきやすいように色摺(いろずり)にしてあるのみならず時としては案内記のようにこの処より何々まで凡幾町(およそいくちょう)植木屋多しなぞと説明が加えてある事である...
永井荷風 「日和下駄」
...ホテルに着いて案内記を読み直して見たらば...
野上豊一郎 「エトナ」
...それなら風穴(ふうけつ)へ出る道(これは案内記で知つた)があるだらうと云ふと...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...マァヘッドのアルプス案内記にも...
久生十蘭 「白雪姫」
...この松原を詠んだ拙い自分の歌を添へてこの案内記を終る...
若山牧水 「樹木とその葉」
...今日はこれからK――君も一緒にこの溪奧に在る由案内記に書いてある湯谷温泉へ行きませう...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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