...新幹線の「案内記」が、次の停車駅をアナウンスしている...
...彼女は「案内記」になりたくて、鉄道会社の採用試験を受けた...
...「案内記」のアルバイトで、駅の案内板の更新作業に従事している...
...「案内記」の仕事は、緊張感のある責任ある仕事だ...
...旅行者にとって「案内記」は、旅のストレスを軽減してくれる大切な存在だ...
...(案内記を開きつつ)奥行二百五十呎(フィイト)...
芥川龍之介 「上海游記」
...小説の史跡を論ずるのは極楽の名所図会(ずえ)や竜宮の案内記を書くようなものだが...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...三十一文字の案内記也...
大町桂月 「鹿野山」
...こんど別府に来て案内記を読んで見ると別府の町の温泉(ゆ)は宏壮(こうそう)なる建築だと書いてある...
高浜虚子 「別府温泉」
...そういう時に旅行案内記の類をあけて見ると...
寺田寅彦 「案内者」
...いくら詳細な案内記を丁寧に読んでみたところで...
寺田寅彦 「案内者」
...そうして案内記などにはてんでかまわないで飛び出して行く...
寺田寅彦 「案内者」
...結局案内記や話した人が湯にはいったり見物したり享楽したりすると同じような事になる...
寺田寅彦 「案内者」
...いわゆる案内記の無味乾燥なのに反してすぐれた文学者の自由な紀行文やあるいは鋭い科学者のまとまらない観察記は...
寺田寅彦 「案内者」
...そうかと言ってまるで案内記を無視していると...
寺田寅彦 「案内者」
...最近見た文章では大原社会問題研究所の案内記があり...
戸坂潤 「社会時評」
...また一ツ昔の地図の便利な事は雪月花(せつげつか)の名所や神社仏閣の位置をば殊更目につきやすいように色摺(いろずり)にしてあるのみならず時としては案内記のようにこの処より何々まで凡幾町(およそいくちょう)植木屋多しなぞと説明が加えてある事である...
永井荷風 「日和下駄」
...ホテルに着いて案内記を読み直して見たらば...
野上豊一郎 「エトナ」
...それなら風穴(ふうけつ)へ出る道(これは案内記で知つた)があるだらうと云ふと...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...舟遊案内記の一節であります...
牧野信一 「浪曼的月評」
...絵葉書も案内記も心を合わせて...
柳田国男 「雪国の春」
...それが今の車道の本基になつたと案内記にある...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...ペンと手帳と案内記とが座右にあつた...
和辻哲郎 「月夜の東大寺南大門」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??