...胡桃を二つ食べた...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...桃と櫻を兩手にもちて、どちが桃やら、櫻やら、右に鵬齋先生、左に蜀山人、天下の風流はわが一身に集まれりと、小さき鼻うごめかしけるが、蜀山人の書き殘したる一筆、※の字を何と讀むぞと、宿題をかけられて、はてな/\、二水に虫、玉篇にもなく、康起字典にもなし...
大町桂月 「牛經」
...春きのふは桃の花が咲き...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...梨(なし)だの桃だのの苗木が植えつけられてあり...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...そのゴム毬みたいにふつくりふくらんだ桃いろの脚にはうぶ毛が薄く生えそろひ...
太宰治 「陰火」
...人間世界にどこに桃がある...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「偸桃」
...その武陵桃源の手近な一つの標本を自分は今度雨の上高地に見出したようである...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...桃代はナイフを借りて...
豊島与志雄 「白木蓮」
...桃代は葡萄糖の代りに...
豊島与志雄 「白木蓮」
...桃の實のやうな娘と先に紹介しましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...桃太郎が生れる前のことで」「無駄を言ふな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...庭が広くて庭の真中には水蜜桃(すいみつとう)のなる桃の木の大きいのが一本あった...
林芙美子 「落合町山川記」
...兄さん立派でしょ」静かに雪の降り積む音が聞こえてくるガラス障子を越して見える数寄を凝らしたお庭の築山へ目をやって桃輔は...
正岡容 「寄席」
...日本の勝ち/\山桃太郎のやうな種類のものであつたが...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...さて桃木製の人形が人を画いた桃符に代ったと斉(ひと)しく...
南方熊楠 「十二支考」
...桃太郎かちかち山は誰も皆知れる話なれば誰人より聽き覺えしかを知らざれども...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...眼は桃子を見ている...
三好十郎 「冒した者」
...それによって日本のキリシタン史の諸事象や戦国時代乃至安土桃山時代の日本人の精神的状況につき方位づけを与えることが出来れば...
和辻哲郎 「鎖国」
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