...ましてやそれより格が上の芸者は...
高見順 「いやな感じ」
...人間としての格が上かな? とその時ひそかに思った...
太宰治 「パンドラの匣」
...歴史の古いのが大図書館として格が上であると考えていたのである...
中井正一 「図書館協会六十周年に寄せて」
...お長屋の格が上がつたやうに思つてゐるのでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お長屋の格が上ったように思って居るのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...メキメキと格が上ったのだ...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...地所と同じ率で年々にその価格が上騰(じょうとう)してゆくそうだが...
室生犀星 「陶古の女人」
...その上に店の格が上るので...
山本笑月 「明治世相百話」
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