...人格としては予未だその人を思うことあたわず...
伊藤左千夫 「絶対的人格」
...熊本駅まで三十分ぐらいの距離ですけん」三田村はああいう性格だから...
梅崎春生 「幻化」
...真に信頼すべき人格と性行及び主義主張を有する人を選挙せんことを...
大隈重信 「選挙人に与う」
...思うにこの脅迫は「あなたの名誉ある人格に対する深い悪意に出たものでございましょう...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...一八三九年までここで教授資格試験の受験準備をした...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...格別(かくべつ)の興味(きようみ)を以(もつ)て迎(むか)へられてゐなかつたのである...
夏目漱石 「門」
...大町人らしい風格のうちに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...店は格子を閉めてある...
長谷川時雨 「鉄くそぶとり」
...その真面目な人格を基礎として...
羽仁もと子 「おさなごを発見せよ」
...長吉(ちようきち)は我家(わがや)の方(かた)へと行別(ゆきわか)れるに思(おも)ひの止(とゞ)まる紅入(べにいり)の友仙(ゆうぜん)は可憐(いぢら)しき姿(すがた)を空(むな)しく格子門(かうしもん)の外(そと)にと止(とゞ)めぬ...
樋口一葉 「たけくらべ」
...井桁格子(いげたごうし)の浴衣に鬱金木綿(うこんもめん)の手拭で頬冠(ほおかむ)り...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...炉の火で吸う煙草の味は又格別じゃ...
夢野久作 「近世快人伝」
...こうなると人格も技養もない...
夢野久作 「近世快人伝」
...又は四十を越した彼の体質から来た性格上の変化であったかも知れないが...
夢野久作 「白菊」
...「大変だ!」おそるおそる喜連格子(きつれごうし)をのぞいた途端に...
吉川英治 「江戸三国志」
...身ぶるいを刻んで手の痛くなるまで鉄格子の下に握りしめている...
吉川英治 「江戸三国志」
...無規格の中の大規格です...
吉川英治 「新書太閤記」
...正面の側だけ一面にこまかい格子組みになっていて...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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