...彼女の発言は根柢から間違っていた...
...根柢がしっかりしているビジネスプランは成功する...
...言葉の意味をしっかりと根柢から理解する必要がある...
...問題を解決するためには、まず根柢を突き止める必要がある...
...討論の最中には、根柢にある問題にフォーカスを当てることが大切だ...
...さうして此等の色々の思想を根柢に於いて培つた基督教の罪惡觀は要するに君の所謂自己超越の要求の基礎ともなつてゐるぢやないか...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...それらのものが凡(すべ)てその根柢(こんてい)に於て男性の嗜好(しこう)を満足するように作られているが故に...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...だからその藝術が成長するに從つて益根柢の方へと深まつて行つたのだ...
有島武郎 「水野仙子氏の作品について」
...根柢に構(よこた)わってるのが懐疑だから...
内田魯庵 「二葉亭追録」
...これはその根柢に日本民族が一つの民族であるという事実があったと考えられる...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...ニュートンの力学的範疇の根柢に...
戸坂潤 「科学論」
...彼によれば仮説とは経験へ根柢を与えることだ...
戸坂潤 「辞典」
...賭場(とば)を根柢から覆(くつが)えしてしまいました...
中里介山 「大菩薩峠」
...けっして一方ばかりあれば他方は文壇から駆逐してもよいなどと云われるような根柢の浅いものではありません...
夏目漱石 「創作家の態度」
...実在の根柢を何処(どこ)までも論理的に考える時...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...他者がそれの隱れたる深みを自ら啓示することによつて主體も根柢より革まり...
波多野精一 「時と永遠」
...個々の知識に満足せずしてそれの根柢を究めようとする人は...
三木清 「語られざる哲学」
...あらゆる形成作用の根柢に賭があるといはれ得る...
三木清 「人生論ノート」
...ゲゼルシャフト的な抽象的な社会においてはこのような名誉心は根柢のないものにされ...
三木清 「人生論ノート」
...形から形への変化もただ虚無を根柢(こんてい)として理解することができる...
三木清 「人生論ノート」
...彼の攻撃するのは現實の根柢を缺ける理論である...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...自分は是(これ)等の趣味の根柢(こんてい)になつて居る物が何であるかを早く知りたい...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...もし我々が既成の宗教のいずれかにおいて一切のものの根柢たる絶対の真理を受けることができれば...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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