...もっと根本的な恐れが...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...以下の三巻に現われるこれらの根本的なものは...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...実に根本的な循環である...
戸坂潤 「科学方法論」
...自然の根本的なる規定が空間であるからである...
戸坂潤 「科学方法論」
...如何に根本的な役割を果しているかは...
戸坂潤 「技術の哲学」
...処でこの超越という実在の根本的な契機は恰も存在の概念である...
戸坂潤 「空間概念の分析」
...主観が客観に対して常に優位を持っているということが根本的な特色であるという点を注意しなければならぬ...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...この文化的統制は文化問題にとって根本的なものではない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...問題はもっと根本的な処に潜んでいる...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...しかしその最も根本的なる...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...そのような年次の若さよりもっと根本的な事情があるはずである...
服部之総 「望郷」
...根本的な推奨が無い...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...然るに空間と時間とは自然と歴史とを区別する最も根本的な表徴である...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...「それは自然的でない」といふことが彼にとつて一切の批判と評価との根本的な基準であつた...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...――これが我々の生活の根本的な形式である...
三木清 「哲学入門」
...一般にイデオロギーの根本的なる批判と變革はアントロポロギーの根源的なる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...赤いスウェーターの男の棍棒がもつと根本的な原始的な法則を彼の中にたたきこんでいた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...かくて仏像作家にその創作の根本的な動力を与えるものは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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