...もっとも根本的なものとせねばならないようだ...
高見順 「仏像とパゴダ」
...併しカント自身が特殊の個々の意見としてではなく正に根本的な意見として与えたものの内にも吾々は一つの制限を発見する...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...この根本的な立場に立つ一つのあり得べき意見として遠隔作用の説は待遇されねばならぬ...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...根本的な特色であることは...
戸坂潤 「技術的精神とは何か」
...それが二つの場合の根本的な相違なのである...
戸坂潤 「技術の哲学」
...根本的な概念である資格を要求出来る概念であることの証拠である...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...マルクス主義――コンミュニズム――の根本的な諸規定と全く矛盾して来る...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...範疇組織が最も根本的な科学的方法であることを忘れてはならない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...一つの根本的な観点である...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...だがここにも根本的な疑問は数々あるのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...根本的な何故に)そのごとく起こらねばならぬか」ということに想到し...
中島敦 「悟浄出世」
...實に兩者のリズムに對する觀念の根本的な相違を示すものであるから...
萩原朔太郎 「青猫」
...それはバラバの叛逆(唯自分の敵に對する叛逆)よりも更に根本的な叛逆であり...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...根本的な疑問がいくつか湧いてきた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...條件がないといふことがそれを天與のものと思はせる根本的な理由である...
三木清 「人生論ノート」
...かくてアウグスティヌスにあつては時間の問題は神に對して被造物の根本的な存在の仕方の問題に關係してゐるのである...
三木清 「歴史哲學」
...今私が語っていることの根本的な解答にはならぬ...
三好十郎 「恐怖の季節」
...双方の根本的な個所で背反する...
三好十郎 「恐怖の季節」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??