...換言すればこれは生命の根原とその波及の途である――此等のものを...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...エセックスの家系の根原には...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...加之説話の根原地としての印度は...
高木敏雄 「比較神話学」
...神話は人間の最も根原的な創作力の活動であり...
竹内勝太郎 「人形芝居に関するノオト」
...しかしもともと相対性理論の存在を必要とするに至った根原は...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...厳粛にして深刻なる修道の根原地としたがらないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...根原(ねばら)といふ村を過ぎる頃から...
野上豐一郎 「湖水めぐり」
...史料利用の根原となるべきものなり...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...この様にして、心の根原的衝動、つまり必然的に諸原因から生じる思考の活気は、混合した偶然によって分割され部分に分けられている...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...観念に伝える際の根原的な力を...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...根原的活気を減少させる効果はほとんどないのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...一 新法典ハ税法ノ根原ヲ変動ス...
穂積陳重 「法窓夜話」
...稲という穀物の根原がニルヤにあり...
柳田国男 「海上の道」
...これに拠(よ)ってただちに根原の同一を推断することは大胆に過(す)ぐとしても...
柳田国男 「海上の道」
...根原においては村の屋号も田の名処も...
柳田國男 「地名の研究」
...根原の必ずしもそう単純でなかったことが窺い知らるるのである...
柳田国男 「年中行事覚書」
...その根原はなお不明である...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...クラがその根原をなすことまではもう記憶している者はなく...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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