...それが全然(まるで)根も葉も無い事であると解つた...
石川啄木 「菊池君」
...それが全然根も葉も無い事であると解つた...
石川啄木 「菊池君」
...つねに御衝突が絶えなかつたらしいなどとれいの仔細らしい取沙汰はもとより根も葉も無い事でございまして...
太宰治 「右大臣実朝」
...ついつい根も葉も無いことを申しました...
太宰治 「駈込み訴え」
...もちろん之(これ)は事実に於いては根も葉も無いことで...
太宰治 「帰去来」
...とうとう御乱心あそばされたという根も葉も無い話でございます...
太宰治 「新ハムレット」
...根も葉も無い事で侮辱をうけるのと...
太宰治 「新ハムレット」
...もとより根も葉も無い不埒な噂なのです...
太宰治 「新ハムレット」
...根も葉も無い不埒(ふらち)の中傷を捏造(ねつぞう)し...
太宰治 「新ハムレット」
...根も葉も無い噂だとしたなら...
太宰治 「新ハムレット」
...根も葉も無い事です...
太宰治 「春の枯葉」
...根も葉も無い蔭口が新聞へ麗々しく出たのでそれを湯村の悪戯(いたづら)と察して怒つただけだ...
眞山青果 「茗荷畠」
...根も葉も無い捏造記事の爲に...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
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