...根こそぎ壊すのに役立つどころか...
海野十三 「怪塔王」
...祖先伝来の土地を根こそぎやられながら平気の平左衛門でいる...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...かれらを根こそぎに討ち亡ぼしてしまいたい...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...根こそぎ持つて行かれ...
薄田泣菫 「茶話」
...あの婆さん教授に依って詩の舌を根こそぎむしり取られました私も...
太宰治 「男女同権」
...西洋人は垢を根こそぎ発き立てて取り除こうとするのに反し...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...又あの鈍い圧迫の下敷にして彼の気力を根こそぎにしてしまふだらう...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...作物は根こそぎにされ...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...停戦当時は砲火のため樹林は根こそぎ失われてしまい...
野上豊一郎 「ヴェルダン」
...そのうえ持っている身上(しんしょう)を根こそぎ捧げる篤信家(とくしんか)は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私の生を根こそぎくつがへした癩の宣告を受けたのである...
北條民雄 「発病した頃」
...私の子供らしい夢は根こそぎにされた...
堀辰雄 「三つの挿話」
...おお根が根こそぎになったのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...――八郎丸を根こそぎ巻きあげて...
牧野信一 「鬼の門」
...私がその一本を根こそぎ掘り起して持ち帰り...
柳田国男 「故郷七十年」
...「――ごそっと根こそぎ網にひっかかるでしょう...
山本周五郎 「思い違い物語」
...根こそぎ焼き払わねば...
吉川英治 「新書太閤記」
...あたかも私から正常かつ健全な部分が根こそぎ除去されつつあったかのように...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
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