...測定する(messen)及び太陰(Mond)の観念を表わす言葉は同一の語根からできている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...屋根から埋(うず)むばかり底広がりに奥を蔽(おお)うて...
泉鏡花 「瓜の涙」
...近所の若い女が目引き袖引き垣根から隙見(すきみ)したそうだ...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...屋根から飛び降りて逃げようとしたとたんに...
太宰治 「男女同権」
...そして現代においてこの二国民がようやくその病根から平癒(へいゆ)し初めたのは一七八九年(訳者注 フランス大革命)の勇健なる衛生法のお陰によってである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...屋根からいきなり櫻の枝に飛付くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...万次郎が時々父親の目を盗んで屋根から入るのを知って今朝も屋根から入った...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...塔の上の五輪に伝って頂上の屋根から庇へ下へと長々と垂れた一本の綱を伝わって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...屋根から屋根を這ひ廻つた...
正岡容 「大正東京錦絵」
...屋根から落ちて怪我をしたり...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...その垣根から歩道へ雑草の葉っぱを町はずれの景色らしくはみ出させながら...
「朝の風」
...干からびた球根から咲き出たのが列べてあった...
森鴎外 「サフラン」
...根から澱粉を採取する野生植物の一つ...
柳田國男 「食料名彙」
...羽根から視線を脱(はず)した瞬間...
横光利一 「微笑」
...ときどき屋根から崩れ落ちる雪の音がした...
横光利一 「旅愁」
...一つ根から咲き分れた由縁(ゆかり)も古いお家ですのに」「血は薄いものだ...
吉川英治 「私本太平記」
...秀吉は木の根から腰をあげた...
吉川英治 「新書太閤記」
...その上に、福生(ふっさ)の若えやつが一人、うしろから、浪人の腰帯にしがみついたところを、抜き浴びせに、腕の付け根から、こう食らって――」「えっ、斬(や)られたんですか」「もろに、右の片腕を落されてしまったんで、今、みんなして、福生の部屋まで担(かつ)いで行った」「いかさまは食うし、渡世人は一人、片輪にやられるし、何てえざまだ」「きっと、この仕返しはしてやる」「親分、それにゃ、ここにうめえ人質がある...
吉川英治 「野槌の百」
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