...チャンと句切ると...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...一方の血路を切り開いて兎(と)も角(かく)も乗り切ることが第一義であった...
海野十三 「軍用鼠」
...それが板を切るべきは切り...
海野十三 「地獄街道」
...それでも青年は思い切る様子が見えないものだから...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...それで巾着(きんちゃく)を切ることもあり...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...ぼくはてっきり、あなたからだと信じこみ、胸躍(おど)らせ、封を切る手も、震(ふる)わせ、読み下して行くと、なんだ、がっかりしました...
田中英光 「オリンポスの果実」
...「何しやがるんでえ」庄吉が振り切るはずみ...
直木三十五 「南国太平記」
...しらを切る弥兵衛さん――最初から...
中里介山 「大菩薩峠」
...繩などはもう切るまでもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...労働者階級を裏切る唯一の卑怯者(ひきょうもの)の典型を...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...急いで十字を切ると共に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...モオタア船から上って、坂を登り切ると、すぐそれが分かった...
堀辰雄 「晩夏」
...馬車を貸り切るぞ」御者がニヤリほくそ笑んだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...なんとかして自分になり切るということである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...腥いハムの缶詰などを切る事は所柄に適(ふさ)はず...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...白(しら)を切ると承知しねえぞ」武松はふところへ手を突っ込んだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...船頭の櫓(ろ)は気持ちよく水を切る...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この細ッこい皺首(しわくび)を捻じ切る気にはなれなかった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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