...大陸の風土に根を下(おろ)した...
芥川龍之介 「支那の画」
...ちょろちょろと燃えかすれた根粗朶(ねそだ)の火におぼろに照らされて...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...現時の画界は未だ根本の方針が定まっているということは出来ません...
上村松園 「雷同性に富む現代女流画家」
...いずれもその付け根が腕のところの関節へ集まっている...
海野十三 「特許多腕人間方式」
...あるいは息の根もとまるような臭い溝の汚穢物や...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...大根(おおね)は虚栄心であり...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...上根岸百何番とあるからこの辺かと思うが何一つ昔の見覚えのあるものはない...
寺田寅彦 「子規自筆の根岸地図」
...常識の根本的な弁証性だったのである...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...西田哲学の根本的な要点には殆んど触れないのが普通だ...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...頭の上には屋根もなく...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...屋根の低い片側町(かたかわまち)の人家は丁度後(うしろ)から深い溝の方へと押詰められたような気がするので...
永井荷風 「すみだ川」
...北は筑波根へ向って急ぐ者...
中里介山 「大菩薩峠」
...それからは巌根こごしき山坂を越えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...船頭の方に充分の根拠が無いではない...
中里介山 「大菩薩峠」
...鎌倉時代の根本史料たることを失はざれども...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...敷布や羽根蒲團を爐の上に乾したり――そんなことは...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...屋根にのぼつてよ...
宮原晃一郎 「賢い秀雄さんの話」
...その根に茂っている草もめったに苅(か)られることがなかった...
森鴎外 「雁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??