例文・使い方一覧でみる「栴」の意味


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...檀(せんだん)の木稲荷の絵馬売の老婆に託して...   栴檀の木稲荷の絵馬売の老婆に託しての読み方
江見水蔭 「備前天一坊」

...檀は双葉より香ばしいといいますが...   栴檀は双葉より香ばしいといいますがの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」

...直ちに雑木林の檀の根元が掘り返えされ...   直ちに雑木林の栴檀の根元が掘り返えされの読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」

...赤檀だつて!」豊和はさう言ふなり...   赤栴檀だつて!」豊和はさう言ふなりの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...今だから言ふがこの香こそ名代(なだい)の赤檀だよ...   今だから言ふがこの香こそ名代の赤栴檀だよの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...」「え、赤檀だつて...   」「え、赤栴檀だつての読み方
薄田泣菫 「茶話」

...ライラックと檀(せんだん)の樹の間の...   ライラックと栴檀の樹の間のの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...境界の青桐(あおぎり)と檀(せんだん)の葉の隙間(すきま)から...   境界の青桐と栴檀の葉の隙間からの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...夏の間に思いきり葉を繁(しげ)らした檀(せんだん)と青桐(あおぎり)とが暑苦しそうな枝をひろげ...   夏の間に思いきり葉を繁らした栴檀と青桐とが暑苦しそうな枝をひろげの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...檀(せんだん)の樹の根に腰をおろし...   栴檀の樹の根に腰をおろしの読み方
中村地平 「南方郵信」

...檀(せんだん)の木が長い間水に沈んで居たのは沈香と言い――これは年数によっていろいろ名称があります...   栴檀の木が長い間水に沈んで居たのは沈香と言い――これは年数によっていろいろ名称がありますの読み方
野村胡堂 「新奇談クラブ」

...)笑靨花(ハゼザクラ)檀木(朱檀黒檀共に有る也...   )笑靨花栴檀木(朱檀黒檀共に有る也の読み方
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」

...波羅門太子に教えこの檀を奉って立身せよという...   波羅門太子に教えこの栴檀を奉って立身せよというの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...月支(げっし)国王名は檀(せんだん)昵(けいじった)...   月支国王名は栴檀昵の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...檀(せんだん)造りの無反三尺の木太刀...   栴檀造りの無反三尺の木太刀の読み方
吉川英治 「剣難女難」

...右手(めて)に白みがきの檀刀(せんだんとう)を引ッさげていた...   右手に白みがきの栴檀刀を引ッさげていたの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...檀の並木の下の乗合馬車などが遠い南国の旅に来たといふ感じをしみじみと湧かせた...   栴檀の並木の下の乗合馬車などが遠い南国の旅に来たといふ感じをしみじみと湧かせたの読み方
吉田絃二郎 「八月の霧島」

...檀香(せんだんこう)を焼(た)きて供養をなし...   栴檀香を焼きて供養をなしの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

「栴」の読みかた

「栴」の書き方・書き順

いろんなフォントで「栴」


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