...漢籍のテキストを読む際に、校訂による異本の違いを検討するために校異を調べることがある...
...日本では、江戸時代から校異黨と呼ばれる校訂家集団が存在していた...
...古文書の校訂をするための纂修作業が進められている...
...文庫の編入すべき典籍の厳選はもちろん、編集、校訂、翻訳等、その道の権威者を煩わして最善をつくすことに人知れぬ苦心をしたのである...
岩波茂雄 「岩波文庫論」
...氏と私と一緒に校訂をなし...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...他本をもつて校訂を加えたものを使用した...
武田祐吉 「古事記」
...Buek 上記の校訂版(Philosophische Bibliothek 新版 Metaphysische Anfangsgrnde der Naturwissenschaft, 1786)に於て与えている序言から教えられたものであり...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...依(よっ)てその勧められるがままに旧版を校訂し併(あわ)せて執筆当初の事情と旧版の種類とをここに識(しる)すことにした...
永井荷風 「すみだ川」
...あめりか物語ふらんす物語二書の校訂を催促すること頻なり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...褥中旧著冷笑を校訂す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...燈下勉強して旧稾を校訂す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...今ハ唯ダ祖考ノ親写セルモノト校訂セシモノ而已ゾ存セリ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「土用干ノ記」
...校訂することになつてゐたが...
宮原晃一郎 「イプセンの日本語譯」
...校訂が十分でなかったとか...
柳田国男 「故郷七十年」
...(校訂筑後志...
柳田國男 「日本の伝説」
...多少の加筆校訂をする程度でついに出すことにしたわけである...
吉川英治 「親鸞」
...校訂癖の持ち主らしい...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...(昭和二十六年九月)机のちり第四巻「六波羅行幸」の最後の校訂をいまやっと終わった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...私の手許でやる校訂だけでも三回にのぼり...
吉川英治 「随筆 新平家」
...新しく西域記を校訂して出版した...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
...『春曙抄』を本とし『盤斎抄』によって校訂したものであった...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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