...漢籍のテキストを読む際に、校訂による異本の違いを検討するために校異を調べることがある...
...日本では、江戸時代から校異黨と呼ばれる校訂家集団が存在していた...
...古文書の校訂をするための纂修作業が進められている...
...茲(ここ)にまた第三刷を発行するに至つたのは校訂子の欣喜に堪へないところである...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...老人(らうじん)余(よ)に示(しめ)して校訂(かうてい)を乞(こ)ふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...その校訂の過程は...
武田祐吉 「古事記」
...元来校訂に最も細心な注意を払うのが...
戸坂潤 「読書法」
...現今存在して居る漢以前の古典と云ふ者は大抵向父子の校訂に成つたものである...
内藤湖南 「支那古典學の研究法に就きて」
...あめりか物語ふらんす物語二書の校訂を催促すること頻なり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...褥中旧著冷笑を校訂す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...夕餉の後旧著日和下駄その他を校訂す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...増補校訂をするということは...
中谷宇吉郎 「『日本石器時代提要』のこと」
...近頃その校訂版を出している...
中谷宇吉郎 「百科事典美談」
...加筆校訂を要する時期に到っている...
中谷宇吉郎 「雪」
...我が日本では明治初年当時博物局(今の帝室博物館の前身)の職員で斯学上極めて重要な役割を勤めていた田中芳男氏(後ち貴族院議員となり次で男爵を授けられた)が明治五年にド・カンドール氏の所説に基き『垤甘度爾列(デ・カンド・ルレー)氏植物自然分科表』(この表は明治八年に校訂せり)を編成発行した時この科の字を用いたが...
牧野富太郎 「植物記」
...而して私が校訂したのは秋田雨雀の『我等死者の目醒むるとき』一篇だけである...
宮原晃一郎 「イプセンの日本語譯」
...若し又単に日本政記の校訂者が関五郎であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...池辺義象(いけべよしかた)さんの校訂した活字本で一ペエジ余に書いてある...
森鴎外 「高瀬舟縁起」
...前年岩波文庫の『利根川図志(とねがわずし)』を校訂していた際に...
柳田国男 「海上の道」
...多少の加筆校訂をする程度でついに出すことにしたわけである...
吉川英治 「親鸞」
...(昭和二十六年九月)机のちり第四巻「六波羅行幸」の最後の校訂をいまやっと終わった...
吉川英治 「随筆 新平家」
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