...漢籍のテキストを読む際に、校訂による異本の違いを検討するために校異を調べることがある...
...日本では、江戸時代から校異黨と呼ばれる校訂家集団が存在していた...
...古文書の校訂をするための纂修作業が進められている...
...饗庭氏の抄録本もしくは和田氏の校訂本によって馬琴の日記を読んだものは...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...その校訂の過程は...
武田祐吉 「古事記」
...なるべく信頼するに足る校訂によって手にしたいということが...
戸坂潤 「読書法」
...あめりか物語ふらんす物語二書の校訂を催促すること頻なり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...夕餉の後旧著日和下駄その他を校訂す...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...燈前旧著日和下駄を校訂す...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...以前の校訂室へつれて来るかと思うと...
中里介山 「大菩薩峠」
...初版刊行後に得られた新資料及び斯学(しがく)の進歩を採り入れて『校訂日本石器時代提要』は...
中谷宇吉郎 「『日本石器時代提要』のこと」
...若し又単に日本政記の校訂者が関五郎であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...前年岩波文庫の『利根川図志(とねがわずし)』を校訂していた際に...
柳田国男 「海上の道」
...私は岩波書店から頼まれて『利根川図志』を校訂して覆刻したが...
柳田国男 「故郷七十年」
...作中人物などについて――第五巻の校訂をいま見終った...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...こう単行本となる前のゲラ刷を再校訂しながら...
吉川英治 「随筆 新平家」
...(昭和二十六年九月)机のちり第四巻「六波羅行幸」の最後の校訂をいまやっと終わった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...私の手許でやる校訂だけでも三回にのぼり...
吉川英治 「随筆 新平家」
...雨しとゞどの窓見ても萩すゝき校訂が終わり...
吉川英治 「随筆 新平家」
...武内義雄氏校訂訳注の岩波文庫本である...
和辻哲郎 「孔子」
...新しく西域記を校訂して出版した...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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