...柴野栗山(しばのりつざん)...
芥川龍之介 「僻見」
...栗山、二州、精里は、寛政の三博士と呼ばれたる巨儒也...
大町桂月 「豐島ヶ岡」
...栗山から来ているという...
徳田秋声 「黴」
...五月の初に男子をうみければ喜びによみて送りし歌一首栗山や佛の寺の...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...肉のみそ煮をしたりして栗山に食べさせた...
林芙美子 「淪落」
...栗山は沢山の家族のめんどうを見ているのでどうにもならないと云つていた...
林芙美子 「淪落」
...即ち林(りん)祭酒述斎を始として、柴野栗山、古賀精里等の諸博士である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...栗山大膳利章(くりやまだいぜんとしあき)の封書を懷中してゐた...
森鴎外 「栗山大膳」
...中にも「栗山大膳」は...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...当時栗山の名が如何計(いかばか)り文学社会に重かりしかを思へば彼の一言が電気の如く少年頼襄をして鼓舞自ら禁ずる能はざらしめたるや知るべきのみ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...寛政四年即ち彦九が死せし前年に方(あた)りて柴野栗山大和に遊び神武天皇の御陵を訪ひ慨然として歌ふて曰く遺陵纔向二里民一求...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...栗山問ふて曰く、綱目を読みしや否や、答へて曰く未だ尽(こと/″\)く読む能はずと雖も只其大意を領せりと...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...知れたか」栗山善助と母里(もり)太兵衛のふたりが...
吉川英治 「黒田如水」
...栗山善助の背に眼をつけて...
吉川英治 「黒田如水」
...母里太兵衛や栗山善助が危ぶんでいた理由は...
吉川英治 「黒田如水」
...こんどは母里太兵衛や栗山善助の仲間にあずけ...
吉川英治 「黒田如水」
...母里太兵衛と栗山善助のふたりは...
吉川英治 「新書太閤記」
...栗山にはなお原始恋愛的な遺風を存すとのことである...
吉川英治 「随筆 新平家」
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