...――「この間柴野栗山(りつざん)(?)の手紙を集めて本に出した人が来たから...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...柴野栗山(しばのりつざん)...
芥川龍之介 「僻見」
...音羽の護國寺の東北の横手、寺も何も無き處に、室鳩巣、柴野栗山、古賀精里、古賀菴、尾藤二州、岡田寒泉などの墓、累々として相竝ぶ、之を稱して、儒者棄場と云へり...
大町桂月 「東京の近郊」
...栗山から来ているという...
徳田秋声 「黴」
...――数寄屋橋で別れる時、栗山は、「また逢うよ...
林芙美子 「淪落」
...栗山大膳(くりやまたいぜん)は苦肉の一策を案じ...
久生十蘭 「鈴木主水」
...柴野栗山(りつざん)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...栗山が五十三歳で幕府の召(めし)に応じて江戸に入(い)った天明八年には...
森鴎外 「渋江抽斎」
...これは栗山が文化四年十二月朔(さく)に七十二歳で歿したとして推算したものである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...栗山頷(うなづき)て曰く可也...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...「みな揃われたか」栗山善助は...
吉川英治 「黒田如水」
...栗山善助と母里太兵衛は...
吉川英治 「黒田如水」
...栗山善助の背に眼をつけて...
吉川英治 「黒田如水」
...それはなつかしい家臣の栗山善助であり母里太兵衛であった...
吉川英治 「黒田如水」
...栗山善助に命じて...
吉川英治 「黒田如水」
...黒田家の臣、母里太兵衛(もりたへえ)、栗山善助、井上九郎の三名が連署(れんしょ)の書面だったのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...栗山善助――そう三人のうちの誰かが云ったが...
吉川英治 「新書太閤記」
...栗山にはなお原始恋愛的な遺風を存すとのことである...
吉川英治 「随筆 新平家」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??