...南柯夢(なんかのゆめ)を書き...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...一万の兵を従(したが)える呂州判官兵使柯大郎(へいしかたいろう)といって...
安藤盛 「三両清兵衛と名馬朝月」
...その翌年北斎は須原屋市兵衛出版にかかる馬琴著の「三七全伝南柯の夢」の絵を引受けました...
上村松園 「幼き頃の想い出」
...線の太い歴史物よりは『南柯夢(なんかのゆめ)』や『旬殿実々記(しゅんでんじつじつき)』のような心中物に細かい繊巧な技術を示しておる...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...柯(えだ)を連ね穗を并(あ)はす瑞(しるし)...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...爛柯亭様御在世中は一方(ひとかた)ならぬ御高誼(こうぎ)に与(あずか)ったことであるが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...爛柯亭(らんかてい)の六畳の間で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それから間もなく浴衣と手拭の圖案にかけては我國第一人者といはれる宮川柯月園氏を紹介された...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...柯月園氏と丁子屋商店との同情と努力とによつて七十五種の趣味豐かな浴衣が出來て『友千鳥浴衣』の登録もすんだ時の嬉しかつた事は今思ひ出してもほゝゑまれる...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...松南先生と柯月園先生の姫達摩の繪と姫だるま人形とをお手本にして...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...なほ見返しの姫だるまは「姫だるま」の文中に書いた宮川柯月園氏の「友千鳥浴衣」の圖案である...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...三枝博音氏と戸弘柯三氏とは日本思想史に関する書物を他の書店から出版している...
戸坂潤 「読書法」
...古柯 三千七百両一...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...伐柯其則不遠(えをきるそののりとおからず)...
福沢諭吉 「学問の独立」
...柯(えだ)を交じえ葉を折重ねて鬱蒼(うっそう)として翠(みどり)も深く...
二葉亭四迷 「浮雲」
...南蛮の沙摩柯(しゃまか)が...
吉川英治 「三国志」
...それに蛮軍の大将沙摩柯(しゃまか)の勇猛さはまるで悪鬼か羅刹(らせつ)のようだったので...
吉川英治 「三国志」
...南柯(なんか)の一夢(む)であったのだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??