...その翌年北斎は須原屋市兵衛出版にかかる馬琴著の「三七全伝南柯の夢」の絵を引受けました...
上村松園 「幼き頃の想い出」
...柯(えだ)を連ね穗を并(あ)はす瑞(しるし)...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...所謂爛柯の故事なりとす...
高木敏雄 「比較神話学」
...今度も亦その爛柯亭へ通されて見ると...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その間に斧(おの)の柯(え)が爛(ただ)れた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それから間もなく浴衣と手拭の圖案にかけては我國第一人者といはれる宮川柯月園氏を紹介された...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...扨て柯月園氏の圖案...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...私は其寫眞入の寒蘭の一文を直に切りぬいて柯月園氏に送つて圖案をたのんだ...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...なほ見返しの姫だるまは「姫だるま」の文中に書いた宮川柯月園氏の「友千鳥浴衣」の圖案である...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...『曲水』『南柯』等では特に私のために記念祝賀号を発行して下さった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...古柯(こか)という葉を灰で揉んで噛んだり...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...古柯 三千七百両一...
久生十蘭 「ボニン島物語」
...柯公氏の全文は左に...
正岡容 「大正東京錦絵」
...風定林柯寂...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...【二九】柯...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...南蛮の沙摩柯(しゃまか)が...
吉川英治 「三国志」
...沙摩柯の射た矢に肩を射られ...
吉川英治 「三国志」
...南柯(なんか)の一夢(む)であったのだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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