...南柯夢(なんかのゆめ)を書き...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...一万の兵を従(したが)える呂州判官兵使柯大郎(へいしかたいろう)といって...
安藤盛 「三両清兵衛と名馬朝月」
...柯(えだ)を連ね穗を并(あ)はす瑞(しるし)...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...二七 馥柯羅摩訶秩多――維摩経ではこの典拠不明...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...所謂爛柯の故事なりとす...
高木敏雄 「比較神話学」
...爛柯亭(らんかてい)の六畳の間で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その爛柯亭へ御案内申したかったのでございますが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...その間に斧(おの)の柯(え)が爛(ただ)れた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...それから間もなく浴衣と手拭の圖案にかけては我國第一人者といはれる宮川柯月園氏を紹介された...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...なほ見返しの姫だるまは「姫だるま」の文中に書いた宮川柯月園氏の「友千鳥浴衣」の圖案である...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...三枝博音氏と戸弘柯三氏とは日本思想史に関する書物を他の書店から出版している...
戸坂潤 「読書法」
...手に斧柯なし、亀山を奈何(いか)にせばや...
永井荷風 「谷崎潤一郎氏の作品」
...最終の豆餅屋に付いては明治四十三年執筆にかかる大庭柯公氏の「江戸より東京」の一節を見てそのころガード下に生活した豆餅屋は...
正岡容 「大正東京錦絵」
...醒むれば是なむ南柯の一夢でございます」なんとも言えないその調子のよさ...
正岡容 「寄席」
...あわや一刀両断の処置にあわんとして南柯(なんか)の夢さめる...
正岡容 「我が圓朝研究」
...【二九】柯...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...沙摩柯の射た矢に肩を射られ...
吉川英治 「三国志」
...遠く南蛮から援軍に参加していた例の蛮将沙摩柯(しゃまか)にいたるまで...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??