...その頸飾(くびかざり)と柔肌(やははだ)を巫山戲(ふざけ)た雀が來て啄(つゝ)く...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...をみなの白き柔肌(やははだ)の底の淺きにくらべては...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...柔肌(やははだ)のしろき心に...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...鱗のない柔肌を透して...
薄田泣菫 「独楽園」
...成るほどこの歌の如きにしても 柔肌の熱き血汐に触れも見でさびしからずや道を説く君 のやうに 鎌倉や御仏なれどシヤカムニは美男におはす夏木立哉 のやうに一読直ちに瞭然とは行かない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...白い柔肌に赤黒い酷い傷跡が出来たが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...この女天の成せる玉質柔肌(じゅうき)...
南方熊楠 「十二支考」
...ニムフの柔肌(やわはだ)...
山本周五郎 「陽気な客」
......
横瀬夜雨 「花守」
...彼等の満喫するに足る柔肌(やわはだ)のかいなに抱かれて...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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