例文・使い方一覧でみる「染む」の意味


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...薫ばかりも玉に染む...   薫ばかりも玉に染むの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...よくみるゆめ  ポオル・ヴェルレエヌ常によく見る夢ながら、奇(あ)やし、懐(なつ)かし、身にぞ染む...   よくみるゆめ  ポオル・ヴェルレエヌ常によく見る夢ながら、奇やし、懐かし、身にぞ染むの読み方
上田敏 上田敏訳 「海潮音」

...口惜しいわ!」百合子は下唇を血の染むほど噛みしめて...   口惜しいわ!」百合子は下唇を血の染むほど噛みしめての読み方
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鷺娘」

...人の血に染む衣(きぬ)まとふ...   人の血に染む衣まとふの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...集めし骨を黄金の壺に納めて柔軟の 795紫染むる絹をもて之を包みて...   集めし骨を黄金の壺に納めて柔軟の 795紫染むる絹をもて之を包みての読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...清くいみじく比なくおほ空高く星に照り下かんばしく花に笑み虹のなゝ色ちごのため西の夕榮老のため染むる光のたふとしや...   清くいみじく比なくおほ空高く星に照り下かんばしく花に笑み虹のなゝ色ちごのため西の夕榮老のため染むる光のたふとしやの読み方
土井晩翠 「天地有情」

...窓前一樹染むるがごとく紅(くれない)なる桜の梢(こずえ)をあざやかに襯(しん)し出(いだ)しぬ...   窓前一樹染むるがごとく紅なる桜の梢をあざやかに襯し出しぬの読み方
徳冨蘆花 「小説 不如帰」

...幸ひにして日本諸島は未だ「併呑」政府の手を染むる所ならず...   幸ひにして日本諸島は未だ「併呑」政府の手を染むる所ならずの読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...奥の悪風に染むなよ」深雪は...   奥の悪風に染むなよ」深雪はの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...募つてくる夜の寒さに軋む雨戸の音さへ身に染む程の靜けさで...   募つてくる夜の寒さに軋む雨戸の音さへ身に染む程の靜けさでの読み方
南部修太郎 「S中尉の話」

...その白露が如何にして秋になれば紅葉は紅に銀杏は黄色に染むるであろう...   その白露が如何にして秋になれば紅葉は紅に銀杏は黄色に染むるであろうの読み方
新渡戸稲造 「教育家の教育」

...――お孃さんの氣に染む筈はないから――とはつきり斷はりました」主人金兵衞の...   ――お孃さんの氣に染む筈はないから――とはつきり斷はりました」主人金兵衞のの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...衣(きぬ)の白地の紅に染む事無理ならず...   衣の白地の紅に染む事無理ならずの読み方
樋口一葉 「たけくらべ」

...わが心寂しき色に染むと見き火の如してふ事の初めに火の如き事の初めとは恐らく交歓第一夜を斥すのであらう...   わが心寂しき色に染むと見き火の如してふ事の初めに火の如き事の初めとは恐らく交歓第一夜を斥すのであらうの読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...ハンノキの皮も実も衣を染むるに用いたものだと一方の人は言いまたハギの花では衣を摺ったものだと一方の人は言う...   ハンノキの皮も実も衣を染むるに用いたものだと一方の人は言いまたハギの花では衣を摺ったものだと一方の人は言うの読み方
牧野富太郎 「植物記」

...歳ごとに染むるところの綾帛の尋丈尺寸を籍して簿となし...   歳ごとに染むるところの綾帛の尋丈尺寸を籍して簿となしの読み方
南方熊楠 「失うた帳面を記憶力で書き復した人」

...名簿に筆染むることなればおもうのみにてやみぬ...   名簿に筆染むることなればおもうのみにてやみぬの読み方
森鴎外 「文づかい」

...指の染むのも嫌はずに...   指の染むのも嫌はずにの読み方
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」

「染む」の読みかた

「染む」の書き方・書き順

いろんなフォントで「染む」

「染む」の英語の意味


ランダム例文:
頭身   私水   突き合わす  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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