...彼女は柑子橘の香りが好きだ...
...柑子橘を絞って、ジュースを作ります...
...柑子橘が手放せない、毎日食べています...
...柑子橘の果汁はビタミンCが豊富です...
...柑子橘の皮は、料理に風味を出すために利用されます...
...その猿は柑子盗人だぞ...
芥川龍之介 「地獄変」
...柑子(かうじ)も...
薄田泣菫 「独楽園」
...おちついて雪と私・ほいなく別れてきて雪の藪柑子・つららぶらさがらせてやすらけく生きて大根みんなぬかれてしまつた霜・けふも鴉はなく寒いくもり・ハガキを一枚ぬかるみのポスト一月廿九日雪...
種田山頭火 「其中日記」
...最初の手本として墨繪の藪柑子を奉書にかいて下された...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...故郷の鎭守の森の杉の木蔭のあちこちに簇生して居た可憐な藪柑子の姿は...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...此の隨筆集の題名に因み扉に描いた藪柑子の由來は以上の通りである...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...赤い實の數本の藪柑子は色彩がきれい過ぎて...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...『藪柑子集』以来の三十年に近い先生の筆の力を必要としたのである...
中谷宇吉郎 「文化史上の寺田寅彦先生」
...やぶら小路藪柑子...
正岡容 「寄席」
...その由なしとて皆々返しまいらせて道の用意とて大柑子(こうじ)を三つ留めたまえりとぞ...
南方熊楠 「十二支考」
...福寿草だのやぶ柑子(こうじ)だのがあるでしょうね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...このごろでは柑子(こうじ)類すらもお口にお触れになりませんから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...わたしは柑子の黄ろくなつた庭さきや...
室生犀星 「故郷を辞す」
...柑子一双酒一壺...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柑子の科(とが)を責めた...
吉川英治 「三国志」
...てまえは一山の柑子の樹の実を...
吉川英治 「三国志」
...柑子坂(こうじざか)を...
吉川英治 「宮本武蔵」
...柑子坂(こうじざか)を降(くだ)ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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