...彼女は柑子橘の香りが好きだ...
...柑子橘を絞って、ジュースを作ります...
...柑子橘が手放せない、毎日食べています...
...柑子橘の果汁はビタミンCが豊富です...
...柑子橘の皮は、料理に風味を出すために利用されます...
...まして柑子色(こうじいろ)の帽子や...
芥川龍之介 「鼻」
...柑子(かうじ)の木日を逐ひて黄ばめり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
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種田山頭火 「其中日記」
...・山ふところの啼かない鳥の二羽で・このみちどこへゆくふかう落葉しておぢいさんも山ゆきすがたのぬく/\として日のあたる家からみんな山ゆきすがたで・茨の実はぬくい日ざしのほうけすゝき・なんとなく春めいて目高のあそびも・藪柑子...
種田山頭火 「其中日記」
...それはどこかの山から取って来た熊笹(くまざさ)だか藪柑子(やぶこうじ)だかといっしょに偶然くっついて運ばれて来た小さな芽ばえがだんだんに自然に生長したものである...
寺田寅彦 「庭の追憶」
...そして特に藪柑子を描く...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...三ヶ年間は專心藪柑子のみ精進したい念願を打ちあけた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...生徒の目前でぺた/\藪柑子をかいて見せた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...『藪柑子にとりつかれた』と笑ふが私は用事を早く片附けてこれをかく時間を得ようと何時も緊張して仕事をする事は誠にたのしみである...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...二本の梅と六百本ばかりの藪柑子を...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...既に宝晋斎其角(ほうしんさいきかく)が『類柑子(るいこうじ)』にも「隅田川絶えず名に流れたれど加茂(かも)桂(かつら)よりは賤(いや)しくして肩落(かたおち)したり...
永井荷風 「日和下駄」
...やぶら小路藪柑子(やぶこうじ)……」とたんに...
正岡容 「寄席」
...福寿草だのやぶ柑子(こうじ)だのがあるでしょうね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...このごろでは柑子(こうじ)類すらもお口にお触れになりませんから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...柑子(こうじ)が好い...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...舟行馬背(しゅうこうばはい)、また人の背、四十荷の柑子は、ようやく、都(ぎょうと)の途中まできた...
吉川英治 「三国志」
...柑子の科(とが)を責めた...
吉川英治 「三国志」
...柑子坂(こうじざか)を降(くだ)ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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