...彼女は柑子橘の香りが好きだ...
...柑子橘を絞って、ジュースを作ります...
...柑子橘が手放せない、毎日食べています...
...柑子橘の果汁はビタミンCが豊富です...
...柑子橘の皮は、料理に風味を出すために利用されます...
...その猿は柑子盗人だぞ...
芥川龍之介 「地獄変」
...その猿は柑子盜人(かうじぬすびと)だぞ...
芥川龍之介 「地獄變」
...薮柑子(やぶこうじ)の紅い実をうずめる雪の音...
芥川龍之介 「老年」
...卓(つくゑ)には柑子(かうじ)無花果(いちじゆく)など堆(うづたか)く積み上げたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...秋になると柑子が熟しますよ...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...濫作一聯如件・みほとけに供へる花のしつとりと露・朝風のうららかな木の葉が落ちる仏間いつぱいに朝日を入れてかしこまりました・山へのぼれば山すみれ藪をあるけば藪柑子・山ふところはほの白い花が咲いて・によきによきぜんまいのひあたりよろし・山かげ...
種田山頭火 「其中日記」
...まだ食べるものはある月かげのまんなかをもどる雪へ雪ふるしづけさにをる雪ふる一人一人ゆく落葉あたたかうして藪柑子茶の木にかこまれそこはかとないくらし或る友に月夜...
種田山頭火 「草木塔」
...藪柑子と共にくる/\と一筆がきの姫だるまを描く事を樂しんで居る...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...藪柑子數本をいろ/\配置した四五枚の表紙畫を長崎氏に見せ...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...赤い實の數本の藪柑子は色彩がきれい過ぎて...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...つぶらな可愛い赤い實の二つ三つをかかげてゐる藪柑子は...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...林の中の藪柑子の實も美しくいろづくであらうし...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...抑(そもそ)も病人というものは初めには柑子(こうじ)とか...
中里介山 「法然行伝」
...文芸的にも『冬彦集』や『藪柑子集』の出版があって...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...それでは花と柑子ですね...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...片手に柑子を盛りたる籠(かご)を持ちいる...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...温州柑子(うんしゅうこうじ)が届いたと聞いて...
吉川英治 「三国志」
...柑子は口直しに後でいただきます」と...
吉川英治 「三国志」
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