...彼女は柑子橘の香りが好きだ...
...柑子橘を絞って、ジュースを作ります...
...柑子橘が手放せない、毎日食べています...
...柑子橘の果汁はビタミンCが豊富です...
...柑子橘の皮は、料理に風味を出すために利用されます...
...尤(もつと)も、大饗に等しいと云つても昔の事だから、品数の多い割りに碌な物はない、餅、伏菟(ふと)、蒸鮑(むしあはび)、干鳥(ほしどり)、宇治の氷魚(ひを)、近江(あふみ)の鮒(ふな)、鯛の楚割(すはやり)、鮭の内子(こごもり)、焼蛸(やきだこ)、大海老(おほえび)、大柑子(おほかうじ)、小柑子、橘、串柿などの類(たぐひ)である...
芥川龍之介 「芋粥」
...まして柑子色(こうじいろ)の帽子や...
芥川龍之介 「鼻」
...黄金なす柑子(かうじ)は枝にたわわなる新墾(にひばり)小野のあらき畑...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...黄金(こがね)なす柑子(かうじ)は枝(えだ)にたわわなる新墾(にひばり)小野(をの)のあらき畑(ばた)...
薄田淳介 「白羊宮」
...すぐ左隣の「藪柑子集(やぶこうじしゅう)」を抽き出して...
寺田寅彦 「柿の種」
...それはどこかの山から取って来た熊笹(くまざさ)だか藪柑子(やぶこうじ)だかといっしょに偶然くっついて運ばれて来た小さな芽ばえがだんだんに自然に生長したものである...
寺田寅彦 「庭の追憶」
...生徒の目前でぺた/\藪柑子をかいて見せた...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...二本の梅と六百本ばかりの藪柑子を...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...此の隨筆集の題名に因み扉に描いた藪柑子の由來は以上の通りである...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...引きつづいて『藪柑子集』が出ていたので...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...やぶら小路藪柑子(やぶこうじ)……」とたんに...
正岡容 「寄席」
...藪柑子(やぶかうじ)のあたまを染めてゐる...
室生犀星 「名園の落水」
...それでは花と柑子ですね...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...柑子(かうじ)の木の砂糖のやうに甘い匂とを吸つてゐた...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...柑子(こうじ)と牡丹(ぼたん)一呉に年々の貢(みつ)ぎ物をちかわせて来たことは...
吉川英治 「三国志」
...呉では温州柑子四十荷を...
吉川英治 「三国志」
...そのうちに柑子坂(こうじざか)の急勾配(きゅうこうばい)へ上からかかると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...柑子坂(こうじざか)を降(くだ)ると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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