例文・使い方一覧でみる「某氏」の意味
スポンサーリンク...彼は試験で某氏を欺騙したことで失格になった... 
...先輩の某氏に当てて...
岩野泡鳴 「耽溺」
...先日文壇の大家の某氏にあったとき...
上村松園 「旧作」
...某氏の学校の隆盛を聞けばいわく彼高貴に媚（こぶ）るが故に成功したりと...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...なお本職を指して米国（べいこく）市俄古（シカゴ）の悪漢（ギャング）団長アル・カポーンに買収されたる同市警察署長某氏に比するものあるは憤慨（ふんがい）を通り越して...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...某氏は先日もこんなことがあつた...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...拳闘（けんとう）の某氏（ぼうし）のように責任を感じて丸坊主（まるぼうず）になったひともいましたが...
田中英光 「オリンポスの果実」
...例の日本地歴学会の某氏は「史跡荒しの墳墓発掘は社会風教上遺憾なり」として...
戸坂潤 「社会時評」
...某氏の情婦のために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...某氏は遂に筆を投じて...
豊島与志雄 「ふざけた読書」
...某氏は遂にその小説を一章ずつ逆に読んでしまったのである...
豊島与志雄 「ふざけた読書」
...背の低い某氏が号令を聞き誤って向きを違えた際...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...結局配給店の某氏の特別の厚意で...
中谷宇吉郎 「硝子を破る者」
...吉原（よしわら）の廓（くるわ）からおよしさん（現今は某氏夫人である）と...
長谷川時雨 「大橋須磨子」
...『近代美人傳』の口繪を拜借した某氏から...
長谷川時雨 「裸女の畫」
...夢に某氏を尋ねて来て...
水野葉舟 「取り交ぜて」
...最近に与論島（よろんとう）出身の某氏に逢（あ）ったときに...
柳田国男 「海上の道」
...昔某氏の大屋敷なり...
柳田國男 「地名の研究」
...某氏は粛然としていた...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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